Nicotto Town


信じる事から、叶うか叶わないか決まる。


短編小説「君と私」

朝、加奈との待ち合わせ場所へ向かった。

「加奈ー!お待たせ~!」

「あ、やっと来たぁ~…」

待ち合わせ場所にギリギリついたのは青木莉悠(あおきりゆ)。

待たせてた子は太田加奈(おおたかな)。

小さい頃からの莉悠の親友だ。

「ほらっ、いくよ。」

「うん、待たせてごめんね」

加奈の事をいつも莉悠が待たしてしまう。

加奈は文句一つ言わない。


-学校に到着-

「あー、寒い寒いっ。」

「莉悠さ、いつも思うけど靴下短いのやめたら?」

莉悠はいつも黒いスネまでくらいの靴下。

「え、でもオシャレしたいし…私加奈みたいに太もも細くないもん。」

加奈は太ももまでくらいのニーハイソックス。

黒くて、長いニーハイは太ももが目立つのだった。

「そんなことないよ、莉悠は十分細いよ。」

「とりあえず、私はまだ出せるほどじゃないの!だからここまでなの。」

「ふーん?まあ、いいけど」

2人は教室へ向かった。


-教室-

──────────ガラッ。

「あっ、加奈!莉悠!おはよ~ん」

前から来たのは小林愛華(こばやしまなか)

キャバキャバの明るい色の茶髪の女の子。

「おはよう、愛華。 今日もキャバいね~」

「確かに、いつも愛華はキャバいよねー…」

2人は愛華のキャバさにいつも驚かされる。

「へへっ、こういうファッション大好きだからね~んっ。」

「愛華ー、コレ見てー。」

「はーい、じゃあ2人ともまたね」

愛華は自分のクラスへ帰っていった。

「本当に別のクラスに入り込むのすごいよね。」

「本当、本当。」

「まあ、莉悠もめっちゃスカート短いけどね。」

「あのさ、加奈、あなたも同じくらいでしょ?そんな事言わないの!」

「はいはい。」

2人はいつもこんな感じ。

いつも楽しく、笑い合ってる楽しい日常だった。

そして、4時間が終了した。


-お弁当の時間-

「おーい、莉悠~」

「うんっ、行こう~!!」

莉悠と加奈は走って屋上へ向かった。

「あー、やっぱ屋上は気持ちいよね」

「早くお弁当食べよう」

2人はお弁当を広げた。

「おっ、莉悠のおかずおいしそ~」

「あぁっ!!」

加奈はから揚げを取った。

「もー、加奈のバカ~…」

加奈は幸せそうにから揚げを食べている。

その光景を見れるだけで莉悠は幸せだった。

「君と私っ、ずっと親友だからね!」

「え?うん、もちろんっ!」

2人の友情は一生壊れない。

莉悠は加奈を、加奈は莉悠を・・・

まさに2人は1人という関係だった。

一生この関係は崩れることはないのだろう。

なにがあっても・・・・・


※実話ではありません(完)





アバター
2013/01/09 23:14


おぉ*
短編小説いいですね^^
【完】
と書いてありますが、なんか続き見たくなっちゃいました^^
アバター
2013/01/07 12:25
いいじゃん!
読みやすくなってるし^^

今インしてるよー^^



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