雨がくれた贈り物 #16
- カテゴリ:自作小説
- 2013/01/04 21:32:40
✿主な登場人物✿
・山中 美優…心優しく、可愛らしい女の子。身長が小さく150cm。主人公
・山中 竜斗…すごくチャラ男。女遊びが激しい。すごくモテ男。
・北島 美咲…美優の幼稚園からの幼馴染で親友。
・大森 真…竜斗の親友。いつも竜斗といる。
・福田 秋…美咲と同じバスケ部。 頼りになる副キャプテン。
・城嶋 愛…バスケがヘタクソ。足手まとい。秘密が多い子。
・山中 咲…美人な竜斗の姉。 竜斗とは雰囲気が違うが、似ている。
第十六章 『怪しい影』
美咲と美優は学校帰り、ファーストフード店に入っていた
「美咲、なんでも話してね?」
美優はポテト渡して言った。
「うん…ありがとう…美優。」
小さな顔をうつむかせた美咲。
「あのね、美優…私…真君に…告白されたんだ」
ささやくように言った。
「えええええええええっ!?」
叫んでしまった美優。
「ちょっ、美優!静かにして!」
シーッ!と唇に手を当てた美咲。
「あっ、ごめん」
美優はあせりながら座った。
「でも、秋と抱き合ってるとこみちゃってさ…もうどうすればいいのか・・・」
しだいに美咲は泣き始めた.......
「・・・・・・・美咲、もしかして真君の事・・・?」
そういわれた美咲はコクッと顔に手を当ててうなずいた。
白く、清らかな美咲の顔は、りんごのように真っ赤になっていた。
「……でも福田さんが好きなら告白しないんじゃない?」
美優がジュースを飲みながら言った。
美咲はハンカチで涙をぬぐって
「秋がっ・・・秋がすきなのかもしれないって・・・思うの・・・」
「え?でもさ…竜斗君と付き合ってたんでしょ?まだ竜斗君が好きなんじゃないの・・・?」
美優が聞いた。
そんな美優の顔を見て、美咲は何かに気付いたような顔をし!た。
「そうだよね…そうだよねっ…!」
明るい顔を浮かべた美咲
「そーだよ!!!そーだよ!!!」
美咲の明るい顔を見て、嬉しくなった美優。
美優は美咲の手を握って
「大丈夫!!美咲は美人だから!優しいし!」
美咲は握られた片手を、もう片手のほうで握り返した。
「美優、ありがとう…私…がんばるね…」
美咲はなにかスッキリしたような…解放感に包まれたような笑顔を見せた。
そして、美優と美咲は学校カバンを持ってファーストフード店を出た。
・・・・・・美咲達の後ろで見える明るいオレンジに近い茶髪のポニーテール.....
このポニーテルの正体は・・・・・
※実話ではありません。(続くよ)
読みましたよ‼
次回、めっちゃ気になります^^
15巻にコメント書いてくれた人いたみたいですね、
少し安心しました