雨がくれた贈り物 #15
- カテゴリ：自作小説
- 2013/01/04 18:07:20
✿主な登場人物✿
・山中 美優…心優しく、可愛らしい女の子。身長が小さく150ｃｍ。主人公
・山中 竜斗…すごくチャラ男。女遊びが激しい。すごくモテ男。
・北島 美咲…美優の幼稚園からの幼馴染で親友。
・大森 真…竜斗の親友。いつも竜斗といる。
・福田 秋…美咲と同じバスケ部。 頼りになる副キャプテン。
・城嶋 愛…バスケがヘタクソ。足手まとい。秘密が多い子。
・山中 咲…美人な竜斗の姉。 竜斗とは雰囲気が違うが、似ている。
第十五章 『友情』
翌朝..... 待ち合わせ場所に向かった美優。
美咲を見つけた美優は大きく手をふって
「美咲ぁーーーー！」
呼ばれた美咲は美優の声のほうへ振り向いた。
「…美優」
振り向いた美咲は少し寂しげな顔。
「美咲…どうかしたの…？」
美優が不安そうに聞く。
そんな美優に気を使って無理やり笑った美咲
「ハハッ、大丈夫だよー…。」
作り笑いをした美咲。
すると、美咲の感情を表すように大きく風が吹いた.....
木達が激しく揺れると共に美咲の甘い栗色のストレートの髪がなびく。
美咲はなびいた髪を整えて、美優を見て、ニコッと笑って
「行こうか、美優。」
美咲の笑顔はやっぱり寂しげ.....
美優はそれに気付き、心がモヤモヤしていた。
そして、学校についた。
下駄箱で美咲はボーっとしていた
それに気付いた美優は顔をのぞきこんで
「大丈夫？美咲。 なんかあったの？」
と、心配そうに聞いた。
美咲はまた作り笑いをして
「ハハハッ、だいじょーぶだって！美優は本当に心配性だなぁ」
美優は美咲の作り笑いに気付いてしまう。
美優は悲しそうに
「何でも言ってよ！あの時なんでも言い合うって言ったじゃん！」
美咲に怒った。
美咲は驚いた顔で
「美優……」
少し涙目になった美咲。
美優は美咲の手を握り締めて
「美咲っ、今日おいしい物食べに行こう！んで何でも話し合おうよ！」
美優は真剣なまなざしを訴えた。
それを受取った美咲は
「うんっ・・・うんっ・・・」
と、少し涙を流して、心から喜びの笑顔を浮かべたのでした。
※実話ではありません。（続きます）
直すとしたら、あまり名前を使い過ぎないようにすると良いかも＾＾
でも上手いじゃん(*´∀｀*)