雨がくれた贈り物 #14
- カテゴリ:自作小説
- 2013/01/03 13:35:36
✿主な登場人物✿
・山中 美優…心優しく、可愛らしい女の子。身長が小さく150cm。主人公
・山中 竜斗…すごくチャラ男。女遊びが激しい。すごくモテ男。
・北島 美咲…美優の幼稚園からの幼馴染で親友。
・大森 真…竜斗の親友。いつも竜斗といる。
・福田 秋…美咲と同じバスケ部。 頼りになる副キャプテン。
・城嶋 愛…バスケがヘタクソ。足手まとい。秘密が多い子。
・山中 咲…美人な竜斗の姉。 竜斗とは雰囲気が違うが、似ている。
第十四章 『信じてたのに』
-翌朝-
「美優ー!昨日はマジごめんねっ」
「う…うん…」
ポケェーっとしてる美優。
「…?美優ー?」
「えっ?」
やっと戻った。
「美優!しっかりして!何があったんだ!!!」
美咲は美優の両肩をつかんで左右に振った。
「あのね…竜斗君と…付き合うことになったの…」
「えええええ!?よかったじゃん!!!」
満面の笑みを浮かべた美咲。
「うっ…うんっ/////////」
(私も真から来てたなぁー…返事…出さなきゃ…)
心で思った美咲だった・・・。
-学校-
「美優ー!おはよー。」
美優の席に座っていた竜斗。
「おっ…はよう…」
顔を照れくさそうに隠す美優。
「何隠れてんだよっ、こっちこい。」
手招きする竜斗の元へ、小走りでかけよった美優。
そして、美優の肩を グッ っと引き寄せて.....
「美優は今日から俺の女だから、誰も手出すなよ?」
「えぇっ!?」
クラス全員に聞こえる声量....
「うっそ…。 なに…それ…。 竜斗…どういうこと…」
秋の顔が固まっていた。
「・・・・・・?秋?」
「信じてたのに!!!私…次こそって…信じてたのにっ!!!」
涙を流して教室から出て行った秋。
「なっ…なにが…おこったの…?」
ポカーンと口を開ける美優。
「あちゃー、さすがにまずかったかぁ?」
「オイ、竜斗っ!!いい加減にしろよ!お前何回泣かせれば気がすむんだよ!?」
真が胸ぐらをつかんだ。
「わりぃ、真。 俺今回本気なんだよ。 秋の時もコイツなのかなって思ったけど…
やっぱ俺には美優なんだって。 コイツじゃなきゃダメなんだよ。」
真剣なまなざし。
「ざけんなよっ!!!」
-ドスッ-
「きゃっ・・・!!!!」
竜斗が殴られた。
「ってぇー…。 真、次こそ幸せにする。 泣かせねーから今回は見逃してくれ…」
「っ・・・・・知るかよ。」
真は秋を追っかけていった。
「竜斗君…福田さんと…?」
「・・・・・・あぁ。 わりぃ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」
美優は固まった。
「美優っ、来てっ!」
何かを察したのか、美咲は美優を教室から連れ出した。
「・・・・・俺は最低だな。」
-その頃の秋-
「秋ちゃん!!」
秋に追いついた真。
「……真…君?」
「…ハァッ、ハァッ。 足速いなぁー…さすが秋ちゃんだ」
ニコッ と笑った真。、
「気休めにもならないわよ?真君。」
「そう?ハハッ、ごめんね」
「…でも、おかげで少し元気になったかも…」
フッ と笑う秋。
「そっか、よかった。」
真は後ろを向いて帰ろうとした......
が、秋はその後ろから ギュッ と抱きついた。
「え゙っ、秋ちゃん…?ㆀ」
あせる真。
「お願い真君…今だけでいいから…」
涙を流しながらそうつぶやく秋を、どうしても振り払えなかった真.....
そして・・・・
タッタッタッタッタッタ.......
(秋どこいったんだろうっ・・・)
美咲が来た。
美咲が前を見ると.............
「えっ・・・?真・・・・?」
何も状況がわかってない美咲は、
真と秋の状況を見て、勘違いしたのでした。
※実話ではありません。
続き気になります
今日は、どうもありがとうございました^^
お話できてよかったです。
また機会があればお話ししましょうbb
お家お邪魔してもよろしいですか?
大変お待たせしました
今INしてますか?
※白愛蜜酒さんの小説ってやっぱり力がありますよね。
いつも、あぁまだ続きが読みたいのに...
って思います^^
次回も楽しみにしていますね‼
それから、本当のことですよ^^
小説毎回楽しみにさせてもらってます♡