雨がくれた贈り物 #12
- カテゴリ:自作小説
- 2013/01/01 16:41:18
✿主な登場人物✿
・山中 美優…心優しく、可愛らしい女の子。身長が小さく150cm。主人公
・山中 竜斗…すごくチャラ男。女遊びが激しい。すごくモテ男。
・北島 美咲…美優の幼稚園からの幼馴染で親友。
・大森 真…竜斗の親友。いつも竜斗といる。
・福田 秋…美咲と同じバスケ部。 頼りになる副キャプテン。
・城嶋 愛…バスケがヘタクソ。足手まとい。秘密が多い子。
・山中 咲…美人な竜斗の姉。 竜斗とは雰囲気が違うが、似ている。
第十二章 『特訓』
「…で?ここが問題の子の家?」
美優達は愛の家に来ていた。
-ピーンポーン♪-
インタンホンを押した瞬間、咲は美咲を後ろに引っ張った。
そして、自分がカメラの前に立った。
「っ・・・・!?咲さん・・・!?」
美咲はオドロキを隠せない。
-ガチャッ-
「ハーイ、どちら様ですか?」
愛の姉が出た。
すると、すごく美しいクールビューティーな笑顔でマイクに近づき....
「はじめまして、城嶋さん。 あなたの妹さんに用事があるんです。」
「まぁ…こんな美人な方が愛に用ですか…。 今開けます~」
-ガチャッ-
かぎのあいた音が聞こえた瞬間、咲は後ろを振り向いて
パチッ とウインクした。
「私に任せて」(小声)
咲は一人で入っていった。
「エェッ?竜斗君のお姉さんすごいねぇ~・・・」
「ヘヘッ、惚れ直したぁ~?」
ニヤニヤする竜斗。
「ぜんっぜん。 惚れてもないです。」
冷たい態度を取った。
本当は好きな美優。
「ア゙~~~~~~~!!!」
急に大声を出した美咲。
「どーしたの…」
「ごめん!美優! 私…家庭教師あるんだ…。 ごめんねぇ!!! じゃ」
美咲はもうダッシュで帰っていった。
「え…、嘘~…」
「いーじゃん、美優ちゃんと2人きりだしっ☆」
「はぁっ!?////////////」(顔を真っ赤にする)
「どうせなら俺の家でも来る?」
「いかないわよ!!!!」
「ちぇー・・・」
真っ赤な美優。
(いつも冷たい態度取るんだよなー。)
ふてくされた顔をする竜斗。
すると、ドアを開ける音が聞こえてきた.......
「ありがとうございましたぁー…」
「咲さん!私明日から頑張りますっ…」
「いいえ、すべてあなたの決心なのよ。」
「じゃあ、またいらしてくださいねー!」
「ええ、では…」
咲は一礼して、こっちに向かってきた。
「あっ・・・咲さんっ・・・」
「フフッ、解決したわ。 じゃあ竜斗、帰るわね私。」
「エッ、ねーちゃんもうかえんの?」
「当然でしょ? 休みはないの。 アメリカで仕事がたまってるのよ。」
フゥとためいきをつく。
「アメリカァ!?」
「ええ、アメリカでエージェントしてるのよっ。 本当は休みないんだけど……
今日は頑張って休みもらったの。 かわいい弟のためにねっ。」
「へー、そうだったんだ。」
「じゃあ、竜斗。 後は2人で仲良くやってねっ❤」
この先.... 2人はどうするのか?
※実話ではありません。
※白愛蜜酒さんの小説やっぱり面白いです!!
次回とっても楽しみです^^