雨がくれた贈り物 #11
- カテゴリ:自作小説
- 2013/01/01 13:07:05
✿主な登場人物✿
・山中 美優…心優しく、可愛らしい女の子。身長が小さく150cm。
・山中 竜斗…すごくチャラ男。女遊びが激しい。すごくモテ男。
・北島 美咲…美優の幼稚園からの幼馴染で親友。
・大森 真…竜斗の親友。いつも竜斗といる。
・福田 秋…美咲と同じバスケ部。 頼りになる副キャプテン。
・城嶋 愛…バスケがヘタクソ。足手まとい。秘密が多い子。
✿あらすじ✿
愛が気になった美咲は、愛の家に訪問。
だが、愛にすぐ帰らされてしまったのだった.....
そんな愛をどうにかしようと美優に協力をもちかけてきて....!?
第十一章 『大作戦』
「…で、私に何ができるの?」
教室の席に座りながら作戦会議中....
「うん、まず愛はね?ヘタクソすぎんのよ・・・・」
「あっ…愛っていう子がヘタクソなんだね。」
急に知らない名前を言われて戸惑った美優。
「うん、って事で愛って子を特訓させたらどうかなって思うの!」
「・・・え?それで私何協力するの…?」
「美優、あんたはまだバスケ人並みにうまいでしょ!?」
「えぇ??ㆀ」
勢いよく迫ってきた美咲。
「秋と私が2人きりでやってもだし…。 秋もやってくれるかわかんないし!」
「・・・・はぁ」
「ってことで、ヨロシクね。」
美咲はバスケのすべてが書かれている紙を見せた。
「これで…うまくなればいいんだね。」
美優はしかたなく、バスケのすべてが書かれている紙を読んだ。
-放課後-
「美優!さっきの紙よんだ結果でるか確かめたいから、今からやるよ!」
「えぇっ?ㆀ」
美咲と美優はバスケをしにいった・・・・
いや、美咲が無理やり美優をつれていった・・・
「じゃあ、いくよっ! ボールはあんたのもんでいいよ!」
ボールをパスした美優。
「うん・・・。 いくよ!!!」
美優はドリブルをして、ゴールまで走った。
「フンッ、そうはいかないわよ!」
前には美咲が来た。
「あっ・・・」
「ったくダメだねぇー。 まるでなってないなぁ」
竜斗が来た。
「竜斗君…」
「俺さぁっ、思ったんだけどバスケ部のキャプテンを1対1でできるわけねーじゃん。」
「まあ・・・うん・・・」
「って事でさ、バスケのうまい助っ人読んだから。 あっ、バスケ部じゃねーぜ?」
竜斗は向こうへ行った.....
「おーい、来ていいぞぉー!」
と、入口のほうに呼びかけた......
「?誰かしらね」
すると、入口から美しい女性が歩いて来た.....
「・・・!美人…」
「ハイヒール履いてる…!?」
バスケをやるというのにハイヒールを履いてる美しい女性.....
綺麗な黒髪の短髪で、足もすごく細い。
「コイツは俺のアネキの 咲。 めっちゃ美人じゃねっ!?」
と、姉を紹介する竜斗。
「ただいま紹介を受けた、咲よ。」
「本当に・・・キレイ・・・」
綺麗としかいえない美しい竜斗の姉。
「あっ!バスケの練習しなきゃ・・・」
「そうねー…先攻はあなたでいいわよ。」
「いいんですね?じゃあいきますよっと!!!」
美咲はボールをドリブルして、ゴールへむかった。
(フンッ、たとえ私が一人でもいけるわよっ・・・)
-シュッ-
美咲の隣にはもう咲が追いついてきた。
「!?」
「油断しちゃダメよ。 油断したらすべてが崩れるの。」
-バシュッ-
ボールを奪い取った。
そして・・・・・
-パシュッ-
ゴールが決まった............
「なっ・・・なにもの・・・?」
「私はバスケ部の元キャプテンだったのっ❤ 私も協力するわよ」
「エッ!マジっすかっ・・・!?」
最高の協力者が現れたようだ・・・・・・。
※実話ではありません。