異色少女3
- カテゴリ:自作小説
- 2012/12/30 16:08:48
「千色さん、一緒に食べよう」
このアイマスクをしたツインテイル少女
沢口 珀(サワグチ ハク)が自殺を試みた日から三日が経つ.
入学式も終わり、クラスではちらほらとグループが出来ていた.
が、彼女は一昨日からずっと私にくっついている.
正直、というより普通に邪魔だ
今日だって昼食を一緒に取ることを要求された
これを断るとまた面倒な事が起こるから、仕方なく了承する
「ご自由に、どうぞ」
購買で買ってきた黒糖パンを口に含もうとすると、
視界に少女が入った.
黒髪ショートの眼鏡
「あ、の 一緒に..へへ..ご飯食べませんか..ふふ..」
何が可笑しいのか理解が出来ないが、この少女は笑っている
私が近づきたくないタイプに属する
「生憎ですが、これ以上一緒に昼食を取る人数を増やしたくないので遠慮します」
軽く断ると
「そ..う...です..か..あはは..はは...ははははは」
と、言って後ろを向いて歩いていくのかと思ったら
自分の持っていた弁当を教室の床にぶちまけた.
私は持っていた黒糖パンを机の上に落とす
クラスの女子たちは何事も無いように食事をしている.
「何っで、私と一緒に...ご飯食べてくれないの....くれないの...!!!!!!」
少女はしゃがみこんで額を地面に叩きつける
「皆私が嫌いなんだ...だから....!!」
額からは血が出て、眼からは涙が溢れていた
「私が悪いから...皆と違う私が悪いから...駄目なんだ!!!!!!!」
そう叫んで、恐らくスカートのポケットから取り出したカッターを
何の躊躇も無く、自分の包帯を巻いている左腕に突き刺す.
私は息を飲んだ
クラスの女子の方に目を向けるが、誰も此方を見ない
この教室がおかしいのか、この少女がおかしいのか私には判断がつかない
「もう嫌...死にたい...消えたい..嫌..嫌.....嫌だよ.....」
見るに耐えない
悲惨な光景だ
私がその少女を凝視していると、
沢口珀が立ち上がった
「立てる?」
と、黒髪ショートの少女に声をかける
「ん....」
少女は首を振る
「千色さん、この子おぶってもらえる?」
「何で私が」
「私の体力じゃこの子を持てないからだよ」
沢口珀はこの状況の中で笑っていた
私は、黒髪ショートの少女を背負った
彼女の血が制服に付着したのに気づいたが
面倒なので気にしないことにした.
私が黒髪ショートの少女を背負って歩き、その隣を沢口珀が歩く
黒髪ショートの少女の血の匂いに酔いそうになりながら保健室に向かった.
二人目は自意識過剰で自傷行為を趣味とする黒髪ショートの少女だった
よろしく
なのですよ(´・ω・`)
ブログに書いとくから送ってくれm(._.)m
携番とメアド、どこで教えましょ
いろいろ書きますけど所詮未熟者のdsyjnさんの言ですよ
戯言程度に耳を傾ければよろしです(´・ω・`)
どこまで本気で指摘していいのか分からないのですが
まぁ、小説を趣味よりも一歩先のものとして書きたい人
へのアドバイスということで……でしゃばらせて頂きます><
そうですね……
「私」の心理描写が少ない気がしなくもないですよ
結果、感情移入の難しい子に……
敢えてこういう書き方をして主人公の淡白さを
表現しているのかもしれませんけど、えーと例えば
「私は持っていた黒糖パンを机の上に落とす」
↓
「私は驚きのあまり持っていた黒糖パンを机の上に落としてしまった」
とか?かな?勝手が過ぎたことをしますとこんな感じです
やはり周りの人たちが変わってるんでね~(´д`)
あとは日本語で一箇所
「見るのも耐えない」→「見るに耐えない」
まぁ、趣味で書く限りではなんにも気にしないで書いたほうが楽しいですね~^^
自傷少女もさることながら周りの人!