Nicotto Town


信じる事から、叶うか叶わないか決まる。


聖なる夜に.... [クリスマス特別小説]

✿主な登場人物✿
・山谷 小雪…理想のクリスマスデートを夢みる普通の女子高生。
・松田 氷河…小雪の彼氏。 小雪の理想とはほど遠い彼氏。
・松田 美雪…氷河の姉。美人、上品で有名。小雪を妹のように扱う。
・城山 吹雪…美雪の彼氏。 小雪の理想に近い。小雪と幼馴染。小雪の初恋相手。

あの大雪の聖なる夜.... あなたとやっと結ばれました。

来年は幸せなクリスマスデートを夢見てた私.........。

・・・・・・・・・・・・で・す・が。

「小雪、今日も先かえってろ。」

「えー!?氷河今日は一緒に遊ぼうって......」

無視する氷河。

「…ったく、氷河のヤツ。美雪の弟じゃなかったらぶっ飛ばしてるっつーの。」

「吹雪君.... 本当に吹雪君はやさしーよねー。」

ふてくされる小雪。

「え?そんなことねーよ。 小雪は大事な幼馴染だからなっ。」

頭をなでた吹雪。

「っ~~~~/////// 私は氷河にしてもらいたいのー!」

と、吹雪の手をふりはらった。

「あ~、また吹雪、小雪ちゃんいじめてるのー?」

美雪が教室で立っている。

「美雪ちゃん! これは違うの!」

「ははっ、本気にしないで、私も本気で怒ってないわ。」

と笑った。

「ちぇ、美雪はいつも俺にちょっかいかけるな。」

「大丈夫よ、今日はクリスマスですもの。 もういじめないわ。」

「フッ、本当かぁ?」

「私が嘘ついたことある?」

ラブラブな雰囲気。

「なによー!もーいいもん!」

小雪はふてくされて走っていった。

そしてあっという間に暗くなった。

小雪は公園のベンチに寂しそうに座っていた。

「寒い.... 帰ろうかな。」

小雪が立った ・・・その瞬間

-パッ!!!!-

「へっ…?」

小雪の前には大きなツリーが点灯した。

「ああ、そっか.... ここ....こんなイルミネーションあったんだ。」

すると、プレゼントが落ちてきた。

「え?こんなサービスもあったの?」

小雪はゆっくりプレゼントを開けた。

すると.....................

「手袋…?」

ピンクのかわいい手袋が入っていた。

「メリークリスマス!小雪!」

前から聞こえてくる声.....

「ひ…ひょう…が…?」

ニコッ と笑って近づいてきた氷河。

「俺、一生権命選んだんだ。 小雪はピンクが好きだから。」

「で…も…。 なんでここが?」

「小雪はいつも悲しいときここに来るだろ?」

「…!知ってたの?」

氷河は手袋を手に取って、小雪の手を スッ とつかんだ。

「手がかちかんでんじゃないかと思って…。 お前は手荒れをいつも気にしてたしな。」

「ひょうがぁぁぁああ.....」

小雪は涙を流して抱きついた。

「オイッ....。 …今日だけ許してやるよ。」

抱きつく小雪を見て微笑んだ氷河。

2人の影には永遠の幸せが見えたのでした。

-完-

※実話ではありません。

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2013/01/07 16:25
サプライズですね・・やりおるw
でも 最初からラブラブやってたい方です^^
あ・・こんなだから ウチのナユリス ロクリスがちっとも結ばれないんかもw^^;
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2012/12/29 12:39


※白愛蜜酒さんの短編小説もいいですねb



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