Nicotto Town



異色少女

通学路を歩いていた

いつも通り一人での登校

それは高校生の始まりである今日でも

何も変わりはしなかった

中学校のルートとは違うので少し迷う

春休みの終わりに一回くらい道を確認すれば

、と後悔した

私、千色 雨は今日から女子高校生だ

今時の言葉を使うと「JK」

と言っても特にイベントは無い

変わるのも勉強の内容くらいだろう.

私が通う高校「冷蔵高校」は人が少ないらしい

ウチの中学校から通う人は私だけ

「ふ...ぐしゅっ」

風が吹き スカートが靡くのと同時にくしゃみが出た

今日はいつもより冷え込む

ポケットに両手をつっこみ横断歩道を渡る

その辺をウロウロしているとやっと学校を見つけた

綺麗か汚いかと問われたら汚い感じの校舎

ヒビが入っていて、プールには大量の虫が浮かんでいた

玄関には「入学おめでとう」の看板とクラス表があった

私は1-B

靴を脱ぎ、下駄箱に入れようとすると

もう既に教室に四人居ることが分かった

...一人で居る時間が欲しかったのだがまぁ良い

一年生の教室は一階、B組のドアの前に立ち

溜息を吐く.

今日からまたいつも通りが始まるのか


_______

続く と思う

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2012/12/23 00:44
う~m、こういうのを読んでしまうと
自分も小説をブログに書きたくなりますなぁ……
紙にはいつも書いてますけど^^;

文章に結構まとまりがあって
個人的には割と好きです(´・ω・`)




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