異色少女
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/12/22 21:50:44
通学路を歩いていた
いつも通り一人での登校
それは高校生の始まりである今日でも
何も変わりはしなかった
中学校のルートとは違うので少し迷う
春休みの終わりに一回くらい道を確認すれば
、と後悔した
私、千色 雨は今日から女子高校生だ
今時の言葉を使うと「JK」
と言っても特にイベントは無い
変わるのも勉強の内容くらいだろう.
私が通う高校「冷蔵高校」は人が少ないらしい
ウチの中学校から通う人は私だけ
「ふ...ぐしゅっ」
風が吹き スカートが靡くのと同時にくしゃみが出た
今日はいつもより冷え込む
ポケットに両手をつっこみ横断歩道を渡る
その辺をウロウロしているとやっと学校を見つけた
綺麗か汚いかと問われたら汚い感じの校舎
ヒビが入っていて、プールには大量の虫が浮かんでいた
玄関には「入学おめでとう」の看板とクラス表があった
私は1-B
靴を脱ぎ、下駄箱に入れようとすると
もう既に教室に四人居ることが分かった
...一人で居る時間が欲しかったのだがまぁ良い
一年生の教室は一階、B組のドアの前に立ち
溜息を吐く.
今日からまたいつも通りが始まるのか
_______
続く と思う
自分も小説をブログに書きたくなりますなぁ……
紙にはいつも書いてますけど^^;
文章に結構まとまりがあって
個人的には割と好きです(´・ω・`)