雨がくれた贈り物 #3
- カテゴリ:自作小説
- 2012/12/22 11:20:41
✿主な登場人物✿
・山中 美優…心優しく、可愛らしい女の子。身長が小さく150cm。
・山中 竜斗…すごくチャラ男。女遊びが激しい。すごくモテ男。
・北島 美咲…美優の幼稚園からの幼馴染で親友。
・大森 真…竜斗の親友。いつも竜斗といる。
✿あらすじ✿
身長150cmの美優は小柄で可愛らしい。
…が、親友の美咲は身長168cmでスタイルもよく、美人。
完璧な親友と釣りあわないとバカにされる日々にうんざりしていた美優。
そんな美優が、大雨の日に恋した相手は学校一のチャラ男の竜斗。
大雨にうたれ、風邪を引いてしまった美優が引き締めようと
顔を洗いに行くと、美優は倒れてしまった。
第三章 『付き合ってくれない?』
「んっ──────。」
美優は目を覚ました。
「って…アレッ!?ここどこ?」
「Zzzzzzzz.....。」
「え……?」
ベットの横で聞こえる男のいびき......
「うっひゃぁっ!!!!」
美優はビックリして声をあげてしまった。
そこに寝てたのは 山中竜斗だった・・・・・。
「ん…あぁ?あっ、俺寝てたの!?」
「…えーと…。 なんで…あなたが…?」
「んー?ああ、美優ちゃん倒れてたからさぁ~」
「み…みみみ…美優ちゃん…?//////////」
美優は顔を真っ赤にした。
「プハッ、自分の名前呼ばれ顔赤くする子初めてみたわ~」
と、可愛らしい無邪気な笑顔を見せた。
そんな笑顔にまた心を動かされた美優。
「・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
沈黙が続く........
「緊張してるの…?」
「エッ…」
急に竜斗は真剣な目をする。
「初めて君と会った時から気になってたんだ.... 同じ苗字で運命を感じたよ.....。」
と、美優のアゴを クイッ とあげて美優の唇と竜斗の唇が同じ高さになった....。
「あっ…あのっ…!!!!」
「いいから、ジッとして.........」
「待ってください!!」
美優は竜斗を突き飛ばした。
「…どうして?」
「こうやってほかの人も落としてきたんでしょっ!? 私は…落ちません。」
と、寂しげに語った美優。
本当は好きなのに.............。
「……やっぱ君みたいな子初めてだ。」
と、笑った。
「本気になったよ美優ちゃん、君が本気になるまで諦めない。」
「えっ…」
竜斗は ニッ と笑った。
「~~~~~っ///////////////」
美優は顔が真っ赤になった。
そして、何もいえなくなった。
美優は確信した……。 やっぱりこのチャラ男が好きになってしまったんだと。
※実話ではありません。
モテ男強いっす!!
落としちゃえ、竜斗w