Nicotto Town


信じる事から、叶うか叶わないか決まる。


雨がくれた贈り物 #2

✿主な登場人物✿
・山中 美優…心優しく、可愛らしい女の子。身長が小さく150cm。
・山中 竜斗…すごくチャラ男。女遊びが激しい。すごくモテ男。
・北島 美咲…美優の幼稚園からの幼馴染で親友。
・大森 真…竜斗の親友。いつも竜斗といる。

✿あらすじ✿
身長150cmの美優は、身長168cmでスタイルもよく、美人な美咲と
同級生に釣りあわないと笑われる日々にうんざりしていた。
そんな時に教室から聞こえた大きな女の怒鳴り声。
そこには学校で一番のモテ男でチャラ男の男がいた。
そんなモテ男が嫌いな美優。 
だが、大雨の日、美優はそのチャラ男に恋をしてしまった。

第二章 『好きになってしまった』

「ケホッ、ケホッ。」

「…美優?大丈夫?」

登校中..... 美優はずっとせきをしていた。

「大丈夫、大丈夫~♪」

「本当?顔赤いけど?」

「大丈夫!熱計ってきたけど36℃だったし!」

「そっか、なら大丈夫だね」

「うん!」

熱を計ったなんて真っ赤な嘘だ。

あの大雨でずぶぬれになった美優は今にも倒れそうなほどの

熱が出ていた。

「美優さぁ~、来週のテスト対策してる?」

「エ!?来週だっけ!?」

テスト一週間前と聞いてあせる美優を見てあきれた顔を浮かべた。

「美優~?前のテスト何点だっけぇ~?」

「ウ…20点です…。」

「今回のテストは絶対高得点取ろう!大丈夫!協力するから!」

「うっ、うん」

美優は ”また迷惑をかけてしまう” と心の中で思っていた。

「?どうしたの?」

「ううん!ありがとう、美咲。」

「えぇ?何?いきなり…」

「別に!あ、ほら、もう学校だよ!行こうっ?」

「うん……。」

走ってく美優の後ろ姿を寂しげに見つめる美咲。

そんな美優を追って、美咲も学校へ向かって行った.....。

そして、教室の前に立った。

────────────ガラッ。

「あっ、美咲おはよー。」

「はよー。」

「美咲りぃ~ん!おっはー♪」

「おはよ~」

女子が次々に美咲に挨拶する。

「あれっ、美優もおはよう。」

「あっ、うん、おはよう。」

「もー、由美!冷めすぎー。」

といってどこかへ教室から出て行った。

「美優…?大丈夫?」

「大丈夫って何が?平気だよ。」

「・・・・・・・・・。」

そして、一時間目終了。

「ウゥゥゥゥウ。」

机にふせてだるそうにする美優。

「美優…顔赤いよ?やっぱり保健室行きなって。」

「大丈夫だって。 とりあえず顔洗ってくる。」

美優は気をひきしめるため、顔を洗いに行った。

そして、水道の場所に立った美優。

「あれ…なんかフラフラするっ…」

美優は倒れた。


※実話ではありません。

アバター
2013/01/06 14:55
コンプレックスの塊の美優ちゃん 可愛いわぁ(´∀`)/
アバター
2012/12/21 19:37
倒れちゃった!?
どうなるの!?続き続き!!w




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