Nicotto Town


信じる事から、叶うか叶わないか決まる。


小さな森の恋 #48

✿主な登場人物✿
・ティーナ…妖精の女の子。この物語の主人公。
・クリス…人間の男の人。ティーナの恋人。
・ミィーナ…ティーナの姉。村一番の美人でモテる。
・ヴァン・レナード…妖精の男の子。ティーナに想いを寄せる。
・マリー…人間の女の子。美しくて、可憐で、町一番の美人。
・ジル・マティ…すごく強い。 時々前暮らしてた場所の言葉をつかってしまう
・リズ・マティ…ジルの妹だが、父親が違う。ジルが大好き。
・ジェシカ・メニィ…No1石研所の所長。メガネで勇ましい女性。

第四十八章 『もうこうするしかない。』

「………今日で退院かぁ」

ティーナは荷物を抱えて、病室を出た。

「あっ、ヴァン!お姉ちゃん!」

病院の入口で待っててくれてた二人。

「ティーナ…」

「…?ミィーナ、顔引きつってるぞ?嬉しくないのか?」

「ううんっ、嬉しいわ。 ティーナ!早くしなさい!」

こばしりでかけよってくるティーナの前に、一人の男が現れた。

「えっ……。 ク…リス…?」

ミィーナから見ると、後ろ姿だが、あきらかにクリスと分かる。

ミィーナはクリスを見て、両手で口を押さえ、驚いた。

「あなたは…」

「…?なんでミィーナが知ってるんだ?」

クリスはティーナの手を引っ張って、どこかへ連れ去った.....

「待って!!!ティーナ!!!」

クリスは早い.... ミィーナは追いつけなかった....。

「ミィーナ…おまえ…まさか…?」


───────その頃.....

「すごく弱かったわ....。 No1の研究所でどんな門番がいるかと思えば… フフッ。」

「あらそう.... それはよろしいことですわね。」

「…約束どおりの額くれるんでしょうね?報酬。」

「ええ、もちろんですわ。 なんたって私は人間の貴族ですのよ?」

「…なんであんたはこの石がほしかったの?」

「人間の私にしては小さすぎる石ですけど…これをアクセにすればちょうどですわ。」

「冗談はよしなさい。 あなたはこの石を使ってなにかしようとしてるんでしょ?」

「ご名答ですわ、ジル。 これで愛する人を奪った女に復讐するんですの。」

「あなたもつまらないことするのね。 だったら小さくなって忍び込めばいいじゃないの」

「フフッ、それする前にこの石が必要だったんですのよ? じゃあ約束どおり...」

「ええ、薬と報酬の交換よ。」

怪しい人間の女とジルは小さくなる薬と金(報酬)を取引した....。

「あなたは本当に使えるわね、ジル・マティ。」

女は薬を飲んだ......

「まあっ、本当に小さくなれましたわっ!これで復讐もできますわねぇ…」

「ええ、そうね。 あなたの復讐までには付き合わないわよ?」

「そう、残念だわ、ジル・マティ。 でもいいの。 この私に任せといて」

「ええ、”マリー・アーバルト”。 あなたの復讐劇... 影で見せさせてもらうわ。」

「ええ、どうぞ、ご堪能してくださいませ・・・・」

たくらみの予感.....

あのマリーが..................

─────────その頃

「ティーナ、ここで今誓ってくれ。 俺と結婚すると…」

「ハァッ…!? なに言ってるの!?」

「俺もお前が死んだ後絶対追う。 だから天国で幸せになろう…ティーナ。」

「…クリス」

真剣なまなざしのクリス。 あせるティーナ。

ティーナがくだす選択とは…?


※実話ではありません。

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2012/12/19 23:41
続きすごく気になります!!



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