小さな森の恋 #46
- カテゴリ:自作小説
- 2012/12/16 12:28:17
✿主な登場人物✿
・ティーナ…妖精の女の子。この物語の主人公。
・クリス…人間の男の人。ティーナの恋人。
・ミィーナ…ティーナの姉。村一番の美人でモテる。
・ヴァン・レナード…妖精の男の子。ティーナに想いを寄せる。
・マリー…人間の女の子。美しくて、可憐で、町一番の美人。
・ジル・マティ…すごく強い。 時々前暮らしてた場所の言葉をつかってしまう
・リズ・マティ…ジルの妹だが、父親が違う。ジルが大好き。
第四十六章 『殺意だけしかない』
静かな森に響いた大きな銃声...........
「ウッ───────。」
だが、リズの頭にはキズ一つもつかなかった。
「えっ、当たらなかった…?」
もちろん、血も流してない。
「…命拾いしたわね。 次私の前に現れたらかならずしとめるわ。」
といって、ジルはその場を去っていった。
「……?なんで当たらなかったの…?」
すると、リズのポケットの中で何かが小さく光っている…。
綺麗で、透き通った清らかな水色─────。
「何この光…」
リズはポケットに手をつっこみ、小さな光を発してると思われる物体を取った。
「何コレ・・・”石”…?」
小さな石だった。 でも、石の色は清らかな水色…。
「何なのコレ、調べてみるほうがいいかも…」
リズはこの小さな石を調べることにした。
────────その頃のティーナ。
「…あ、ヴァン、今日退院できるって言ってたから、荷物まとめて?」
「はぁ?なんでおれが…?」
「お願い、ヴァン。」
ティーナは両手を合わせて頼み込んだ。
「…ハァ、しょうがないなぁ~・・・。」
ヴァンは、ティーナの大きなカバンに荷物をまとめ始めた。
「…ヴァンさぁ、なんで私を好きなの…?」
「はっ、はぁっ!?何聞いてんだよ!!///////」
ヴァンは顔を真っ赤にした。
「うぅ~ん…ちょっと気になったんだぁ…」
「…わかんねぇ、その…なんつぅ~か…あんまわかんねーよ!」
ヴァンは顔を赤くして、カバンをポスッと下においた。
「だいぶ前から好きだったからわかんねぇ。 もういいだろ?」
ヴァンは病室から出て行った。
「……好きって何なんだろう」
ティーナは好きという事を改めて考えてたのでした…。
───────その頃のリズ
「…ごめんください、この石に詳しい人がいるって聞いたんですけど…」
「ああ、私だけど…?なんかよう?」
「あの…私はリズ・マティです…。 あなたのお名前教えてくれませんか?」
「私?私は ジェシカ・メニィ。 この国のNo1石研究所の所長よ。」
※実話ではありません。
続き楽しみです