Nicotto Town


信じる事から、叶うか叶わないか決まる。


小さな森の恋 #43

✿主な登場人物✿
・ティーナ…妖精の女の子。この物語の主人公。
・クリス…人間の男の人。ティーナの恋人。
・ヴァン・レナード…妖精の男の子。ティーナに想いを寄せる。
・マリー…人間の女の子。美しくて、可憐で、町一番の美人。
・ジル・マティ…すごく強い。 時々前暮らしてた場所の言葉をつかってしまう

第四十三章 『危ない恋』

「あ、ここまででいいですよ?」

ミィーナはクリスに送ってもらっていた。

「いえ、せっかくですから家まで送りますよ?」

「いえいえ、本当に大丈夫ですから、では・・・。」

ミィーナが クルッ と後ろを向いた瞬間、ミィーナの腕をつかんだ。

「えっ・・・・・・?」

クリスは ハッ───! と気付いたような顔をして、手を離した。

「ごっ、ごめんなさい…。オレ…その…。」

クリスはまた、悲しげな顔をした。

そんなクリスの手を握って、ミィーナは ニコッ と笑った。

「元気だしてください、何も気にしてません。」

ミィーナの笑顔を見たクリスは顔を真っ赤にしてた。

オマケにクリスはティーナに振られて弱ってる状態.........

クリスは心を揺らがせたのか、ミィーナの手を引っ張って、キスをした。

「・・・・・・・!!」

オドロキを隠せないミィーナ。

でもなぜか、ミィーナはそんなクリスを突き飛ばせなかった。

そんな2人を見つめる、人の影…いや、妖精の影。

「The thing that I am fortunate does not continue forever. 」
         幸せという物は永遠に続かない         

英語でそうつぶやいた。

ジルは ニヤッ と笑って、その場を去った。

───────────翌朝。

「んっ──────。」

病室でティーナが目を覚ました。

「あっ、ティーナ起きた?おはよう。」

横にはミィーナがたっていた。


「お姉ちゃん、来てくれてたんだ。 ありがとう。」

「うん、ヴァンも心配してたわよ?多分、今日来ると思うけど。」

と平然に話す2人。

そりゃそうです、2人は何も知らないのです。 

「…ヴァンか、うん、来て欲しいかも…。特に今は。」

クリスと別れたティーナは弱っていたため、人の支えが欲しかった。

「何かあったの?」

ミィーナは何も知らない。

「…彼氏と、別れた。」

「・・・!そうなの!?」

ミィーナは嬉しそうな顔を浮かべた。

「なんでうれしそーなの。」

「そりゃそーよ!ティーナは人間と恋してたのよっ?反対だったし、嬉しいわよ。」

ミィーナは自分の事を棚にあげてるわけではなく、何も知らないだけ。

「・・・・・・そうだね、もう会わないって決めた。」

ティーナも苦笑いした。

「可哀想な2人。何も知らないんだものねぇ…」

病室にジルが急に来た。

「え?」「・・・・・?」

ジルは ニヤッ としながら近づいてきた。

「なーにも知らない二人に教えてあげる。 ティーナには言えないけどね。」

ミィーナの顔を見て、言った。

「He who is pleased with you yesterday had better separate.  This is advice. 」
     あなたが昨日気に入った彼は別れたほうがいいわよ これは忠告よ。    

ティーナにはわからないよう、英語でしゃべった。

「・・・・・・!!!」

ミィーナは当分の間、違う国にいたため、英語がわかる。

「・・・?なんていったの?」

「えっ、えーと・・・」

ジルは真剣な目をしてた。

「フッ、じゃあね、おじょうちゃん。」

ジルは帰っていった。

ミィーナは冷や汗をかいた。

それはなぜか? そう、ミィーナはクリスを愛してしまってた。



※実話ではありません。
(英語は翻訳サイトで翻訳してるため、完璧にはあってないかもしれません 汗)

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2012/12/12 16:30
うわぁ~~~


続き気になります!



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