師走の空の下
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/12/08 05:10:56
どんよりと 師走の空の下
一人 ゆっくり歩いていると・・・
急に 空から白いものが降ってくる
まるで 今年の最後の最後
私の事を 思い出してと言うように
真っ白な 雪が 降ってくる
色々な事が ありすぎた 一年の締めくくり
当たり一面を あっという間に 白く染め
純白色に 道を覆い
どうか どうか もう一度 私の事を 思い出して・・・と・・・
真っ白な雪 そして 未だに あなたのことを 思い続けている 私の純白な うその無い心・・・
私は それでも 今日もまた
あなたと一緒に 歩いた道を ひとり 思い出 追いかけるように 歩いている
もう 今年で あなたの事 忘れるから
本当に 本当に 忘れるから
せめて この雪を見て 私の事 最後 思い出して
雪が大好きだった 私の事を・・・
いつも、コメントありがとうございます。
人々の心の中にある思い出は、自然なものと共に思いおこされる事多いですね。
まさに、雪とか、星、夕日、雨・・・
その時と同じものとであった時に、嫌が郷ででも記憶が呼び起こされます。
そして、私にとって「雪」と言う言葉にはもうひとつの意味があります。
その人が、「雪」を見て思い出してくれるべきもうひとつの意味が・・・
ダヤンさんのおっしゃるとおり・・・この詩は思い出として伝えているものです。
私の場合は素敵な恋ではないけれど、記憶を呼び起こすような雪に魅力を感じますね。
思い出してと伝えているのかな。