美術館には行きます。
- カテゴリ:学校
- 2012/11/17 15:11:04
母が個展を開いたり、絵画関係者が多いので
美術館も含めて絵を見に行きます。
知人と美術館のホールで待ち合わせたりもします。
で、とても好きな絵に遭遇した時がありました。
唯の鉛筆でレンガの塀の一部をかいただけなのに
とても暖かい懐かしいそして切ない気持ちになる絵でした。
値段を見て一桁違う様な・・・・。(た、たかい・・・・)
そうか、いつもデパートの絵画売り場で見ている絵と
美術館で個展を開く人は此処まで値段が違うのだと。
名前も知らない人で偶然入ったのだけど・・・。
唯の塀なんです。しかも一部。
自分にも画けそうな気がして来ました。
不思議なんだよねぇ。
唯のレンガの塀しか書けないの。
暖かさも、懐かしさも、あの何かを思い出した哀しさも
出ないのよ。
どう違うのか、未だに解らない。
凄く作者に会って見たい気がした。
日本人の絵でした。
多分ヨーロッパのどこかの家の庭の塀の一部です。
其の人の絵は人物がいないのに、
人が感じられる絵でした。
建物の一部なのに 不思議な絵でした。
暖かいのです。
暖かくて、懐かしくて、懐かしさのあまり哀しいのです。
本当に画力がある人は、何気ない絵に見えて
何かを感じさせるんだよね。
ぼくもアンリ・マティスの絵を見て
その前で固まってしまったことがありますよ
さらさらっと書いた「顔」で、制作時間は3分くらいでは?
なんて思わされる絵でしたが
凄まじいエネルギーを発していて、
周りにある多くの名品たちを圧倒していました
いま探してみたけど、さすがに見つかりませんw
一番近いのが、これ↓のまんなかあたりの絵ですね
http://www.city.hiroshima.lg.jp/keizai/fanclub/bn/200515.html
あのエネルギーは感じられませんが。。。