聖書で一番長い口返答
- カテゴリ:勉強
- 2012/11/14 22:48:09
ある日モーセは、ミデヤンの祭司、しゅうとイテロ〔別名レウエル〕
の羊の群れを番していました。
砂漠のはずれにある神の山ホレブ(シナイ山)に近い所です。
突然、柴の燃える炎の中に、神様の使いが現われました。
よく見ると、柴には火がついているのに、いつまでも燃えています。
「いったい、どういうことだろう。」
不思議に思いながら、そばへ近寄りました。
その時です。 神様が呼びかけました。
「モーセ、モーセ!」
「は、はい。 どなたでしょう。」
「それ以上近寄るな! くつを脱げ。 おまえが立っている所は聖なる地だ。
わたしはおまえの先祖の神、アブラハム、イサク、ヤコブの神だ。」
モーセはあわてて顔をおおいました。
神様を見るなど、とても恐れ多いことです。
神様は続けました。
「わたしの国民が、エジプトで非常な苦しみをなめているのを見た。
無慈悲な監督のむちを取りのけてほしい、と叫んでいるのを聞いた。
彼らをエジプト人の手から救い出そうと思う。 エジプトから助け出し、
『乳と蜜の流れる』国、広々とした美しい国へ連れて行こう。
今、カナン人、ヘテ人、エモリ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人が住んでいる地だ。
今こそイスラエル人の嘆きがよくわかった。 つらい仕事に明け暮れ、
エジプト人にこき使われている。
そこで、おまえをエジプト王のもとへ遣わそうと思う。
わたしの国民をエジプトから助け出すのだ。 王にそう言ってやれ。」
わたしはおまえの先祖の神、アブラハム、イサク、ヤコブの神だ。」
モーセはあわてて顔をおおいました。
神様を見るなど、とても恐れ多いことです。
神様は続けました。
「わたしの国民が、エジプトで非常な苦しみをなめているのを見た。
無慈悲な監督のむちを取りのけてほしい、と叫んでいるのを聞いた。
彼らをエジプト人の手から救い出そうと思う。 エジプトから助け出し、
『乳と蜜の流れる』国、広々とした美しい国へ連れて行こう。
今、カナン人、ヘテ人、エモリ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人が住んでいる地だ。
今こそイスラエル人の嘆きがよくわかった。 つらい仕事に明け暮れ、
エジプト人にこき使われている。
そこで、おまえをエジプト王のもとへ遣わそうと思う。
わたしの国民をエジプトから助け出すのだ。 王にそう言ってやれ。」
「そんな大それた仕事など、とても私には。」 モーセは思わず叫びました。
「心配するな。 わたしがついている。
おまえを遣わしたのがわたしだという証拠に、必ずおまえといっしょにいよう。
人々を無事エジプトから助け出したら、この山の上で、
神を礼拝しなければならない。」
おまえを遣わしたのがわたしだという証拠に、必ずおまえといっしょにいよう。
人々を無事エジプトから助け出したら、この山の上で、
神を礼拝しなければならない。」
「ですが神様、イスラエル人のところへ行って、
先祖の神様に遣わされて来たと言ったら、きっとこう聞かれます。
『なに、先祖の神様だと? いったい何という名の神様だ。』
その時どう説明したらよいのでしょう。」
先祖の神様に遣わされて来たと言ったら、きっとこう聞かれます。
『なに、先祖の神様だと? いったい何という名の神様だ。』
その時どう説明したらよいのでしょう。」
「わたしは『生ける神、創造者』だ。
『「わたしはある」(イスラエルの神の名、主のもともとの意味)
という方に遣わされた』と言えばよい。
そうだ、『あなたがたの先祖アブラハム、イサク、ヤコブの神、主が私を遣わした』
と言いなさい。 これが永遠に変わらないわたしの名だ。」
『「わたしはある」(イスラエルの神の名、主のもともとの意味)
という方に遣わされた』と言えばよい。
そうだ、『あなたがたの先祖アブラハム、イサク、ヤコブの神、主が私を遣わした』
と言いなさい。 これが永遠に変わらないわたしの名だ。」
神様はまた、モーセに命じました。
「イスラエルの長老全員を呼び集めなさい。
そして神が燃える柴の中に現われ、こう言ったと伝えるのだ。
『わたしの国民イスラエルがエジプトでどんなに苦しんでいるかを、
この目で見た。 しかしもう、そんな屈辱を味わうことも、
つらい労働をしいられることもない。 わたしが必ず救い出す。 そして、今、
カナン人、ヘテ人、エモリ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人が住んでいる、
「乳と蜜の流れる」国へ連れて行く。』
長老たちはおまえの言うことを聞くだろうから、
いっしょにエジプト王のところへ行き、こう言うのだ。
『ヘブル人の信じる神様のお告げがありました。 砂漠を三日ほど行った所で、
神様にいけにえをささげるようにとのことです。 どうぞ出かける許可を下さい。』
「イスラエルの長老全員を呼び集めなさい。
そして神が燃える柴の中に現われ、こう言ったと伝えるのだ。
『わたしの国民イスラエルがエジプトでどんなに苦しんでいるかを、
この目で見た。 しかしもう、そんな屈辱を味わうことも、
つらい労働をしいられることもない。 わたしが必ず救い出す。 そして、今、
カナン人、ヘテ人、エモリ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人が住んでいる、
「乳と蜜の流れる」国へ連れて行く。』
長老たちはおまえの言うことを聞くだろうから、
いっしょにエジプト王のところへ行き、こう言うのだ。
『ヘブル人の信じる神様のお告げがありました。 砂漠を三日ほど行った所で、
神様にいけにえをささげるようにとのことです。 どうぞ出かける許可を下さい。』
だが王も一筋なわではいかないだろう。 それは目に見えている。
だからわたしが、いやおうなしに承知するようにしてやろう。
奇蹟を起こしてエジプトを懲らしめるのだ。 そのあとで、ようやく行かせることになるだろう。
その時には、エジプト人から贈り物をたっぷりもらえるようにしてやろう。
何も持たずにエジプトを出ることは、決してない。
女はみな、エジプト人の主人の妻や隣人から、金、銀、宝石、
美しい服を求めるだろう。 息子や娘たちに、エジプトの最良の服を着せるのだ。」
しかし、モーセは反論しました。
「あの人たちは私を信じてくれないでしょう。
私の言うことなんか聞くはずがありません。『神様がおまえに現われたって?
うそもたいがいにしろ』と言うに決まっています。」
「いま手にしているのは何かね。」
「羊飼いの杖です。」
「地面に投げてみなさい。」
そう言われて杖を投げると、どうでしょう。
たちまち蛇に変わったではありませんか。
モーセはびっくりして、あとずさりしました。
だからわたしが、いやおうなしに承知するようにしてやろう。
奇蹟を起こしてエジプトを懲らしめるのだ。 そのあとで、ようやく行かせることになるだろう。
その時には、エジプト人から贈り物をたっぷりもらえるようにしてやろう。
何も持たずにエジプトを出ることは、決してない。
女はみな、エジプト人の主人の妻や隣人から、金、銀、宝石、
美しい服を求めるだろう。 息子や娘たちに、エジプトの最良の服を着せるのだ。」
しかし、モーセは反論しました。
「あの人たちは私を信じてくれないでしょう。
私の言うことなんか聞くはずがありません。『神様がおまえに現われたって?
うそもたいがいにしろ』と言うに決まっています。」
「いま手にしているのは何かね。」
「羊飼いの杖です。」
「地面に投げてみなさい。」
そう言われて杖を投げると、どうでしょう。
たちまち蛇に変わったではありませんか。
モーセはびっくりして、あとずさりしました。
すかさず神様が命じます。
「しっぽをつかまえろ。」
言われたとおりにすると、蛇は手の中で、また杖に戻るのでした。
「みなの前で、今と同じことをして見せるのだ。
そうすれば、おまえを信じるだろう。
そして、先祖アブラハム、イサク、ヤコブの神が、
ほんとうにおまえに現われた、と納得するだろう。
今度は手をふところへ入れなさい。」
また言われたとおりにして手を出すと、なんとらい病にかかり、
雪のように白くなっているのです。
「もう一度ふところへ入れなさい。」
そうすると、不思議なことに、らい病はすっかり治っていました。
「たとい最初の奇蹟を信じなくても、二番目の奇蹟は信じるだろう。
それでもまだ信じなかったら、ナイル川の水をくんで地面に注ぎなさい。
水は血に変わるだろう。」
しかし、モーセはなおも食いさがりました。
「神様、私はとても口べたです。 うまく話ができたためしがありません。
こうしてお話ししていても、思うように物が言えません。
すぐどもってしまうのです。」
「人間の口を造るのはだれかね。 神であるわたしではないか。
人が話せたり話せなかったり、目が見えたり見えなかったり、
耳が聞こえたり聞こえなかったりするのは、だれの力によることだ?
さあ、ぐずぐず言わず、わたしの言うとおりにしなさい。
ちゃんと話せるように助けてやるし、何を話すかも教えよう。」
それでも、モーセは渋っています。
「神様お願いです。 だれかほかの人をやってください。」
神様はとうとう腹を立てました。
「しっぽをつかまえろ。」
言われたとおりにすると、蛇は手の中で、また杖に戻るのでした。
「みなの前で、今と同じことをして見せるのだ。
そうすれば、おまえを信じるだろう。
そして、先祖アブラハム、イサク、ヤコブの神が、
ほんとうにおまえに現われた、と納得するだろう。
今度は手をふところへ入れなさい。」
また言われたとおりにして手を出すと、なんとらい病にかかり、
雪のように白くなっているのです。
「もう一度ふところへ入れなさい。」
そうすると、不思議なことに、らい病はすっかり治っていました。
「たとい最初の奇蹟を信じなくても、二番目の奇蹟は信じるだろう。
それでもまだ信じなかったら、ナイル川の水をくんで地面に注ぎなさい。
水は血に変わるだろう。」
しかし、モーセはなおも食いさがりました。
「神様、私はとても口べたです。 うまく話ができたためしがありません。
こうしてお話ししていても、思うように物が言えません。
すぐどもってしまうのです。」
「人間の口を造るのはだれかね。 神であるわたしではないか。
人が話せたり話せなかったり、目が見えたり見えなかったり、
耳が聞こえたり聞こえなかったりするのは、だれの力によることだ?
さあ、ぐずぐず言わず、わたしの言うとおりにしなさい。
ちゃんと話せるように助けてやるし、何を話すかも教えよう。」
それでも、モーセは渋っています。
「神様お願いです。 だれかほかの人をやってください。」
神様はとうとう腹を立てました。
ꔫ 旧約聖書 出エジプト記 3-4章
はい、どうやら人の思い通りに動かない世界らしいですね。
苦手なこと、嫌なこと、下手なことと毎日差当たりしなきゃ・・・・いや、文句はやめてもw。
でも、ご自身の意思で自由に行うことなら問題ないと思いますが。
考えたことなかったですw
モーセが口下手なんて思えないんだけどなww
私は歌が下手なのに歌ったり、絵が下手なのに聖書のお話の絵を描いたり
苦手なことばかりやらされてます><