【1:1】おりちゃサークル宣伝。
- カテゴリ:10代
- 2012/11/06 20:13:35
メンバー募集中!
「寂しいって言ったら傍に居てくれる?」
「私に黙って勝手に行かないでって言ったじゃない!」
――ねえ、友達ってだれ?
出逢ったのはいつだっけ
気がついたら傍に居た、 お互いが好きなのか嫌いなのかもわからないで
僕等はどうして離れられない?
ただの人間で
ただの高校生で
ただの平凡な日常だった
告白なんかしたことない、されたことない、
恋愛になんかそもそも興味ない
どちらかというとアニメや漫画が好きで
ついつい夢見がちだった 救いようもない厨二だった
液晶画面の向こう側に行きたいなんて
良い歳こいて嘆いてた
……その本が、ある日学校から帰った家の机の上に
乗っているのを見つけるまで。
驚き半分、不安半分。
白革の装丁の、金色の金具がついた分厚い本だった。
開くと読めない文字がずらずら書いてあって、 最後のページまで続いていた。
でも、裏表紙に日本語で。
――契約しますか?
――契約しませんか?
なんて、書いてあって。
僕はふざけ半分でペン立てから
赤いボールペンを取って「契約しますか?」に丸をした。
その本を放ったまま、僕はその日寝てしまった。
*
次の日起きると、部屋の中がやけに明るくて焦った。
ぼんやりした眠気も吹き飛んで、
何の気なしに その光源の窓に目を向けて、言葉を失う。
そこには、白いレースのカーテンに隠されて。
真っ白な翼を生やした。
綺麗な少女が座っていた。
いや、正確には「綺麗」なんて言葉じゃ
とてもとても足りないくらいだったけど
――僕は、「天使」と契約した
*****
自分で設立するのは初の【1:1】サークルだったり、します。
「悪魔」よりも注目度の低い「天使」をあえて取り上げることで
違った色付けをしてみました。
一部ローゼン的な要素も交えつつ、
人間と天使の恋愛の始まりはじまり。
甘く切なく歪んだ恋。
あなたに付き添う影は、日に日に濃くなっていく。
最初は楽しかったはずだった
可愛いはずだった、あの子は
いつしか、ただの「恐怖」の対象でしかなくなって、
笑うんだ、
「今日はどこに行って来たの?」
作り物の笑みは、偽物だからこそ美しいと知った。
――わたしの嫌いな君なんて、*んじゃえ
http://www.nicotto.jp/user/circle/index?c_id=209096
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