Nicotto Town


小説日記。


【1:1】おりちゃサークル宣伝。

メンバー募集中!


寂しいって言ったらに居てくれる?」

 「私に黙って勝手に行かないでって言ったじゃない!」 

――ねえ、友達ってだれ?

出逢ったのはいつだっけ
気がついたら傍に居た、 お互いが好きなのか嫌いなのかもわからないで
僕等はどうして離れられない?

ただの人間で
ただの高校生で
ただの平凡な日常だった

告白なんかしたことない、されたことない、
恋愛になんかそもそも興味ない 

どちらかというとアニメや漫画が好きで 
ついつい夢見がちだった 救いようもない厨二だった

液晶画面の向こう側に行きたいなんて
良い歳こいて嘆いてた



……その本が、ある日学校から帰った家の机の上に
乗っているのを見つけるまで。 

驚き半分、不安半分。
白革の装丁の、金色の金具がついた分厚い本だった。
開くと読めない文字がずらずら書いてあって、 最後のページまで続いていた。
でも、裏表紙に日本語で。

――契約しますか?  


――契約しませんか?

 なんて、書いてあって。
僕はふざけ半分でペン立てから
赤いボールペンを取って「契約しますか?」に丸をした。

その本を放ったまま、僕はその日寝てしまった。


次の日起きると、部屋の中がやけに明るくて焦った。
ぼんやりした眠気も吹き飛んで、
何の気なしに その光源の窓に目を向けて、言葉を失う。

そこには、白いレースのカーテンに隠されて。
真っ白な翼を生やした。
綺麗な少女が座っていた。


いや、正確には「綺麗」なんて言葉じゃ
とてもとても足りないくらいだったけど


――僕は、「天使」と契約した


*****


自分で設立するのは初の【1:1】サークルだったり、します。

「悪魔」よりも注目度の低い「天使」をあえて取り上げることで
違った色付けをしてみました。

一部ローゼン的な要素も交えつつ、
人間と天使の恋愛の始まりはじまり。


甘く切なく歪んだ恋。
あなたに付き添う影は、日に日に濃くなっていく。

最初は楽しかったはずだった
可愛いはずだった、あの子は

いつしか、ただの「恐怖」の対象でしかなくなって、
笑うんだ、
「今日はどこに行って来たの?」


作り物の笑みは、偽物だからこそ美しいと知った。


――わたしの嫌いな君なんて、*んじゃえ


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おりちゃ
1:1
紅蓮狐 糾蝶




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