IN NY (NYシリーズ②)
- カテゴリ:日記
- 2012/11/05 03:47:13
~NYタイム at AM10:15~
昨日、日本を離れたのはちょうど12時・・・
そして、今同じ日の午前10時過ぎ・・・そう、時差のためまた一日前になった。
目の下に マンハッタンの風景が広がる 「自由の女神」が、私を迎えてくれているような・・・
日本では 今まで毎年夏には 大好きなお馬さんに会いに行くために 羽田と北海道を 往復していたものだ。
朝 羽田を出発して 私には荒野に見える千歳空港の近くに来るとなぜか心が高揚し・・・
そして 帰りには 都会の美しい夜景を目下に・・・
はしゃぎすぎて 帰ってきた私の心をその都会の夜景が落ち着かせてくれていた。
やっぱり・・・NYに着く前、何度か飛行機が急降下した時に私の背中からわき腹にかけて・・・悲鳴を上げた。
スチュワーデスさんが心配してそのたびに声をかけてくれたんだけど・・・
「いつものことですから」と引きつった顔で笑って答えた。
NYには無事到着したものの果たして 私を待ち受けるものは?
実は、NYを選んだのには理由があったのだ。
妹の第二子の出産・・・それと私の傷心旅行。
ちょうど、いい機会だったのかもしれない・・・
以前、家族でロスには行った事があったが、NYは初めての地
例のごとく入国のさいにちょっとすったもんだ・・・
9.11後のNY・・・
靴の中から、全てをチェックされ・・・
でも無事に何とか通過して、空港には義弟が迎えに来てくれていた。
そしてこっちにいる間、しばらくは妹宅にお世話になることに・・・というよりお世話するほうなのだ。
甥っ子達のお世話を・・・
でもきっと、今の私の心の穴をまぎらわせてくれる・・・そんな思いをめぐらせて
妹宅は NYの市街地から北にHigh Wayを1Hour.ぐらい。
「チャパカ」と言うところで なんとあのクリントンさんの家のすぐ近く・・・機会があったら行ってみよう。
家の周りは数日前に降ったまっ白な雪で覆われ、日本でいえばさしずめ清里か軽井沢といったところ・・・
家の前には小さな池があり、それも全て雪で覆われていた。
ただ・・・ひとつの救いは、お兄ちゃんになりたての甥のあどけない笑顔・・・
忘れていた・・・いつもは何か心を痛めたときに必ず会いに行っていたお馬さん(ファルコ・ここに来る前にもファルコのいる根岸に行き、しばらくいってくるね。と挨拶してきた)がいたが・・・
小さな子供の笑顔が、こんなにも私の心を穏やかにしてくれるなんて・・・
こんなに、大切な事を忘れてしまうほど、私は人間不信に陥り、馬にだけ心をゆるしていた。
・・・・・続く・・・・・
~NY 2002年1月24日~