金狼の重圧…08
- カテゴリ:自作小説
- 2012/11/04 22:05:11
ユウジとシンはバタフライとは別にミッド地区へ来てウルフの情報を集めていた。
そこへある建物から出てきたミカミが、二人の近くを通り過ぎようとした。不安な顔に支配されたユウジとシンの二人はミカミを呼び止めた。
ミカミは見知らぬ二人に呼び止められ少し身構えた。
見ると二人はEMに乗っている。ミカミは片手にEM関連の雑誌を手にしていたのを忘れていた。二人はこのEM関連雑誌を見て呼び止めたんだろう。余所から来たEM乗りは、どうせウルフのことを聞いて来るに違いない。案の定、ミカミの予想は当たった。
「ちょっと、いいかな?」
ミカミはちゃんと受け答えをするため、二人の方へ体を向けた。
「何かな?」
「ウルフが復活したって噂を聞いて来たんだけど・・・。何か知らないかな?」
何か知らないか?だって?心の底から笑いたい衝動を抑えるため、ミカミは少し唇を噛んだ。
「さあ?知らないな。俺はあまり走り屋のことは良く知らないんだ。ウルフのことはここでは有名だから知っている、でも姿をくらましたって言う噂ぐらいしか知らないよ」
「そうか・・・・」
それまで黙っていたシンは少し好戦的な眉間を見せミカミに近寄った。少したじろいだミカミは突然に右腕を掴まれる。掴まれた腕の先端にはEM関連の雑誌。
「あんた、EM乗りじゃないのか?」
この男、何かを感じ取ったのかもしれない。俺がウルフを知っていると感じ取ったのかもしれない。ミカミは腕を掴まれて凄まれながらそう思った。
ミカミはやんわりと話題をそらす。
「EM乗りではないよ。EMの走りより、どっちかというと俺は機械いじりの方が好きだから。この雑誌はそのためさ」
シンの眼光の行方がミカミの顔と雑誌とを何度も往復する。ユウジはそんなシンをたしなめ、ミカミに礼をして二人で何やら話し始めた。
ミカミはそんな二人から遠ざかりながら、謎めいた言葉を残した。
「心配するな、ウルフは必ずバタフライの前に現れるよ」
少し離れた場所から聞いたユウジが不思議なことに気が付いた。俺たちはバタフライの名を一度も出していない。それなのにバタフライの名前を出しウルフを探していることを知っている。
「おい!」
叫んで振り向いた時にはもうミカミの姿は無かった。あいつ・・・何かを知っている。ユウジはウルフの手がかりが手からすり抜けていったことを悔やんでいた。
ありがとうね
でもね右隣の席の人とかも
その人の事最近ちょっとムカついてきた
って言ってたし…
いじめにならないように!!
ちゃんとこのことを解決できるよう頑張るね
続きが楽しみ!
でもね今日みんなの前?で「男好き」って何回も言われた
どうしよぉ
不登校になっちゃうかもぉ
どうしたらいいの\(◎o◎)/!
背はねぇ高いよ
私のブログには
何でも書いてね☆彡
じゃあbyeーbye(^_^)/~