異国の地への旅立ち (NYシリーズ①)
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/11/04 03:23:05
~旅立ち~
早朝 6:10の成田行きのバスに乗り・・・
朝日が 窓から差し込んで
しばらく、日本での生活はお別れ・・・
12:00ちょうどのNY行きの飛行機の中・・・
何とか、ここ数日続いていためまい
(Dr.曰く多分ストレスが一番の要因、良性なんたらかんたら・・・と言う病名)もだいぶ落ち着き
心配していた「エコノミー症候群」も
今の時期NYに行く人なんて少なくて窓側の3席を全部独占・・・これなら大丈夫だよね。
後は 離陸体制に入るといつも悲鳴を上げてしまう私の腎臓・・・果たして今回は・・・
~多分・・・今アラスカ上空あたり・・・目の高さと同じ場所に星は輝き・・・
いつも地上から見上げていた大好きな星たち・・・見上げることなく目の前に輝いていた
スチュワーデスさんがそっと
「窓の外見て・・・ほらオーロラがきれいですよ」と起きていた左の窓側の席の人たちに、一人一人教えてくれた
小さな声で・・・そう・・・みんな気づいて席を移動してしまったら、飛行機のバランスくるっちゃうものね
よほど淋しげに窓の外を見ていたんだろう私・・・
又彼女は、私のところに戻ってきて
「めずらしいんですよ、上空からオーロラが見えるのは、
私もこれだけ往復しているのに・・・きっといい事、ありますよ」って・・・
もう・・・表現のしようがないくらい・・・水色・・・
ううん、白・・・違う・・・銀色・・・帯状にずっとつながり ゆらゆらと揺れていた
これだけの美しさをひとりで味わっていていいのかしら?
見せてあげたい人・・・いっぱいいるよ。。。
そう・・・あの人に一番、見せてあげたい
~2002年1月24日記~
やっぱり恋愛系がかなり共感できますねww