~スズカの歌~
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/11/01 05:17:07
~天を仰げば君がいる~
目を閉じて 天を仰げば そこにはいつもキミがいて
金色のたてがみを なびかせて 走っている
振り返ることもなく 幼い頃の瞳のままで楽しそうに笑いながら 大空 駆けめぐる
まるで あの日の出来事が 今では嘘のように
手を差し出せば キミのひたいに 触れるようなそんな気がして
たのむから そんなに悲しい 顔はやめてヨってキミは微笑み返す ボクはここに居るから
ひとつだけ 聞かせてヨ キミは幸せだったの?
たくさんの夢と希望を 惜しみなく与えてくれた まるで走馬灯のように キミの姿 ぐるぐると
ボクはここでも けっこう楽しく やってるよ だからいっしょに笑って
泣かないでヨ 涙をこぼさないで
ボクはみんなの心の中で ずっと走りつづけているよ あなたたちの夢とともに
泣かないで 涙よこぼれないでさよならは言わないよ
手を広げて待てば ほらキミが駆け寄ってくるでしょう
目を閉じれば いつだってキミに会えるから さよなら言わないよ
~目の前で 起きた悲劇・・・サイレンススズカ…いつも真っ先にゲートを飛び出して、そのまま誰にも影さえふまさずゴールして走ることがとっても楽しそうだった。
1998年11月1日悲劇は起きてしまいました。誰もが真っ先にゴールすると信じていたのに、彼はゴール版を通過する事すらできませんでした。 この歌ができるまで、長い月日がかかりました~
馬をこよなく愛しているんですね。
これからG1
楽しんで下さい。
スズカも喜んでいますよ
あらためて、サイレンススズカのご冥福をお祈り申し上げます。
ちなみに私は、時期が違いますが、ケイエスミラクルが好きでした。