老いらくの恋
- カテゴリ:日記
- 2012/10/30 18:49:52
私よりひとつ上の知り合い。独身。大学のときすれ違い、現在になってやっと近しく話をするようになったらしい思いを馳せる人。
もしかしたら私のうちで開いたホームパーティがそのきっかけかも。
かみさんからの情報によると、彼女のうちの近くでだんなの留守に落ち合い、原爆について熱過ぎるトークをして、彼女にうざったがられているとか。
悲しすぎる話です。私には良く分かります。いまさら心の中に封印した真実は見せられないのです。お互い分かっているのに小説のようには行かないのです。
老いさらばえた肉体と、つもり積もった人生の垢に邪魔されて、マグマとなってくすんでいるであろうあの思いは、結ばれることなく闇に。