ドイツの北の町に到着しました。
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2012/10/30 06:56:12
10月29日日曜日は、
ドイツが夏時間から冬時間に移行する日。
今までは、朝の8時過ぎに夜が明けて
夕方の6時ぐらいに日が沈みました。
日曜日からは、朝7時過ぎに夜が明けて、
夕方5時ぐらいに日が沈むようになりました。
そしてこの日の朝、ケルン周辺は、霜が降りていました。
ドイツはもう、本格的に冬です。
夕暮れ時、ミレーの『晩鐘』のような風景の中を、
長い時間、散歩していたら、
手がかじかんでしまって、
駅で帰りの切符を買おうとしたら、
コインがつかめない…。
アーヘンへの日帰り旅行
ヴッパタールとブリュール訪問の記録は追々載せることにして…
10月29日
安寿は、霧雨が降るドイツの北の街に到着しました。
今、学生アパートに落ち着いて、この記事を書いています。
なんか、あまりにきれいで快適で、
これが学生のアパートでいいんでしょうか???
日本のワンルームマンションが二つ入ってしまうような部屋に、
冷蔵庫・電子レンジ・各種調理器具・食器、
タンスや整理棚、広い勉強机にベット。
広々としたトイレとシャワー、洗面台。
私には贅沢すぎます!
ちなみに4週間の滞在で、約5万3千円の宿泊費。
このまま、ここに住み着いてしまいたいです。
先に滞在していたのは、マンハイム。
ドイツの、どちらかと言えば西南。
ライン川とネッカー川の合流するところ。
観光地としては地味ですが、
ドイツを代表する車と言えば、ベンツ。
そのカール・ベンツさんが最初に自動車を開発した街です。
そして、ドイツ最古の大学があるハイデルベルク、
古城街道の起点であり、
ドイツロマン主義を代表する景観といえるハイデルベルク城まで、
電車で15分、市街電車で50分で行けてしまう街でした。
そのマンハイムを後にして、
途中ケルンで3泊して、
こうして今、ドイツの北の街に到着したわけです。
村上春樹の小説『ノルウェイの森』は、この街から始まります。
小説と同じ様に、この街は今日も雨がちらつく天気でした。
ドイツの天気予報をインターネットで見ているのですが、
ここしばらく10度を超えたことがありません。
これは最高気温だと思うので、最低気温は…。
しかも、太陽の位置が低く、
日本の感覚で言えば、
いつも午前中か夕暮れの時間帯で生活している気分です。
日が縦方向に沈まず、かなり斜めに沈んでいくので、
夕暮れも夜明けも時間がかかるように思います。
まだ、街路樹は残っていますが、
まるで雪のように木の葉が散っています。
1週間もしないうちに街路樹は幹だけになって、
街は冬景色になってしまうんだろうな。
「北」ドイツなんて.... 既に真冬ではない???
ルチア地方でも、昨日の最低気温はマイナス1℃でした