太陽の樹
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/10/24 02:15:14
大きな大きな樹の葉が
みんな落ちてしまったら
枝もついでに取ってしまおう
そうして
幹だけの太い針のようになった樹の先っぽを削り
大きな鉛筆にしてしまおう
そして澄みきった最後の秋の青空に
その先から出る透明な樹液で
何でもすきなことを書こう
ほら決して消えることはないから
大きな大きな樹の葉が
みんな落ちてしまったら
枝もついでに取ってしまおう
そうして
幹だけの太い針のようになった樹に翼をつけて
大きなロケットにしてしまおう
そして澄み切った最後の秋の青空に
幹全体からほとばしる
さわやかな息吹を噴射させよう
ほら幸せな香りは決して消えることはないから
20歳前後に書いたものです
先日捨てようとしたノートに書いてありました
たまたま秋の文字がはいっていたので・・・
確かに昔はエネルギーに満ち溢れていましたね
でも
今も溢れないけど満ちています
そのうち
枯山水ですかね?
エネルギーを一杯感じます
若い頃には若いときにしか出来ないものが やっぱりありそうです
そんな頃の心の若さを何時までも・・思うだけでもすこし若返りませんか?
忘れていた思い出がひょこりと顔を出し
今の自分に 発破をかけてくれるような気がしますね
心の若さは今この瞬間から発揮できそうです
太い幹 夢も希望も一杯広がる青空
宇宙に弾けていくロケット
いいですねぇ~~うっとり
セカンドさんの顔 なんだか輝いてきましたよ^^v
そうですね
ノートにはまだ詩や童話みたいなのが
書いてありました
書いた記憶はあまり無いのですが
徐々に思い出してきました
若年性のアルツハイマーですかね?
素敵な詩です。捨てちゃだめです!
当時を思い出せる貴重な財産ですよね^^
・・・にしても、当時からセカンドさんは
透明できれいな心をお持ちだったのですね^^
夢・・・
これがないんですね
宇宙開拓移民
非現実な夢は持ち続けているんですが・・・
ロケットにしてしまうところが
20歳前後の夢に満ちていた感じがいいですね^^
今も夢 ちゃんとありますか?^^
植物は枝を失ったくらいではギブアップしません
そう信じています
春には芽を出し
上へ上へと伸びていきます
あの頃は何でも積極的に行って
前に前に進むことだけを考えていました
今は・・・
一見すると大樹を痛めつける行為のようにも思いますが
実はそうすることで大樹はさらに生命力を強くする。
夢や希望を大樹に例えて、けして甘やかせることなく育てていこうとする気持ちがうかがえますね。
>ほら決して消えることはないから
>ほら幸せな香りは決して消えることはないから
夢や希望を強く願う気持ちがあればけして消えることなないと自分自身に語りかけているようですね。
言葉のつながりにリズムがあって心地よく読めました^^