Nicotto Town


❖ Aʀᴇᴀ 51


聖書、そして古代人類

アダムの系図は次のとおりである。

神が人を創造された時、神をかたどって造り、
彼らを男と女とに創造された。
彼らが創造された時、神は彼らを祝福して、その名をアダムと名づけられた。
 
アダムは百三十歳になって、自分にかたどり、自分のかたちのような男の子を
生み、その名をセツと名づけた。
アダムがセツを生んで後、
生きた年は八百年であって、ほかに男子と女子を生んだ。
アダムの生きた年は合わせて九百三十歳であった。
そして彼は死んだ。

セツは百五歳になって、エノスを生んだ。 セツはエノスを生んだ後、
八百七年生きて、男子と女子を生んだ。
セツの年は合わせて九百十二歳であった。そして彼は死んだ。

エノスは九十歳になって、カイナンを生んだ。
エノスはカイナンを生んだ後、八百十五年生きて、男子と女子を生んだ。
エノスの年は合わせて九百五歳であった。そして彼は死んだ。

カイナンは七十歳になって、マハラレルを生んだ。
カイナンはマハラレルを生んだ後、八百四十年生きて、男子と女子を生んだ。
カイナンの年は合わせて九百十歳であった。そして彼は死んだ。

マハラレルは六十五歳になって、ヤレドを生んだ。
マハラレルはヤレドを生んだ後、八百三十年生きて、男子と女子を生んだ。
マハラレルの年は合わせて八百九十五歳であった。そして彼は死んだ。

ヤレドは百六十二歳になって、エノクを生んだ。
ヤレドはエノクを生んだ後、八百年生きて、男子と女子を生んだ。
ヤレドの年は合わせて九百六十二歳であった。そして彼は死んだ。

エノクは六十五歳になって、メトセラを生んだ。
エノクはメトセラを生んだ後、三百年、神とともに歩み、男子と女子を生んだ。
エノクの年は合わせて三百六十五歳であった。
エノクは神とともに歩み、神が彼を取られたので、いなくなった。


・・・
・・



人が地のおもてにふえ始めて、娘たちが彼らに生れた時、
神の子たちは人の娘たちの美しいのを見て、自分の好む者を妻にめとった。

そこで主は言われた、
「わたしの霊はながく人の中にとどまらない。彼は肉にすぎないのだ。
しかし、彼の年は百二十年であろう」。



・・・
・・



主は人の悪が地にはびこり、すべてその心に思いはかることが、
いつも悪い事ばかりであるのを見られた。
主は地の上に人を造ったのを悔いて、心を痛め、
「わたしが創造した人を地のおもてからぬぐい去ろう。
人も獣も、這うものも、空の鳥までも。わたしは、これらを造ったことを悔いる」
と言われた。

しかし、ノアは主の前に恵みを得た。
ノアはその時代の人々の中で正しく、かつ全き人であった。
ノアは神とともに歩んだ。

時に世は神の前に乱れて、暴虐が地に満ちた。 神が地を見られると、
それは乱れていた。すべての人が地の上でその道を乱したからである。
そこで神はノアに言われた、
わたしは、すべての人を絶やそうと決心した。
彼らは地を暴虐で満たしたから、わたしは彼らを地とともに滅ぼそう。

あなたは、いとすぎの木で箱舟を造り、箱舟の中にへやを設け、
アスファルトでそのうちそとを塗りなさい。

またすべての生き物、すべての肉なるものの中から、
それぞれ二つずつを箱舟に入れて、あなたと共にその命を保たせなさい。
それらは雄と雌とでなければならない」。

あなたと家族とはみな箱舟にはいりなさい。あなたがこの時代の人々の中で、
わたしの前に正しい人であるとわたしは認めたからである。


・・・
・・



箱舟から出たノアの子らはセムハムヤペテであった。
ハムはカナンの父である。
この三人はノアの子らで、
全地の民は彼らから出て、広がったのである。


セムの系図は次のとおりである。

セムは百歳になって洪水の二年の後にアルパクサデを生んだ。
セムはアルパクサデを生んで後、五百年生きて、男子と女子を生んだ。

アルパクサデは三十五歳になってシラを生んだ。
アルパクサデはシラを生んで後、四百三年生きて、男子と女子を生んだ。

シラは三十歳になってエベルを生んだ。
シラはエベルを生んで後、四百三年生きて、男子と女子を生んだ。

エベルは三十四歳になってペレグを生んだ。
エベルはペレグを生んで後、四百三十年生きて、男子と女子を生んだ。

ペレグは三十歳になってリウを生んだ。
ペレグはリウを生んで後、二百九年生きて、男子と女子を生んだ。

リウは三十二歳になってセルグを生んだ。
リウはセルグを生んで後、二百七年生きて、男子と女子を生んだ。

セルグは三十歳になってナホルを生んだ。
セルグはナホルを生んで後、二百年生きて、男子と女子を生んだ。

ナホルは二十九歳になってテラを生んだ。
ナホルはテラを生んで後、百十九年生きて、男子と女子を生んだ。
テラは七十歳になってアブラム、ナホルおよびハランを生んだ。

全地は同じ発音、同じ言葉であった。
時に人々は東に移り、シナルの地に平野を得て、そこに住んだ。
彼らは互に言った、「さあ、れんがを造って、よく焼こう」。
こうして彼らは石の代りに、れんがを得、しっくいの代りに、アスファルトを得た。

彼らはまた言った、
さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。
そしてわれわれは名を上げて、全地のおもてに散るのを免れよう
」。


時に主は下って、人の子たちの建てる町と塔とを見て、 言われた、
「民は一つで、みな同じ言葉である。彼らはすでにこの事をしはじめた。
彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう。
さあ、
われわれは下って行って、そこで彼らの言葉を乱し、
互に言葉が通じないようにしよう」。

こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、
彼らは町を建てるのをやめた。
これによってその町の名はバベルと呼ばれた。
主がそこで全地の言葉を乱されたからである。
主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。


旧約聖書 創世記 5-11章

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