Nicotto Town


まさまさ さまー


国家による経済対策


国会の承認が要らない予備費をもちいて
民主党が今日の夕方発表しましたね

今読んでいる本がちょうどぴったりのテーマを論じています。

アメリカが暴発する! 大恐慌か超インフレだ
ピーター・シフ (著), 朝倉慶 (監修), 渡辺博文 (翻訳)

長いけど紹介文を転記

内容紹介

人びとは何もかも上手くいっていると考えるかもしれない。株式相場は上昇し、雇用は増え続け、最悪の時期は終わった、と。でも、それは間違いだ。ニューヨーク・タイムズのベストセラー作家であるピーター・D・シフは著書『リアル・クラッシュ』で次のように述べている。今のアメリカは政府が引き起こしたインフレ・バブルを楽しんでいるが、現実的にはこれからバブルは破裂し、経済や我々にとっては悲惨な結末が待っている。刺激策として実施された何十億ドルのマネー注入が経済にとってはどのような問題であったかについて、シフは豊富な具体例を通じて解説する。アメリカ合衆国政府は、単に支出するばかりであり、負債を返済するための資金を回収しようとしない。その結果、アメリカでは全ての人びとが大崩壊に直面する。我々は中国に借金している。自分の所有する家を買い切る資金もない。しかも、ドルがアメリカへの信頼と信用力で裏打ちされた通貨という前提は間違いだ。シフが言うには、我々の仕組みは壊れており、もはや二つの選択肢しかない。我々が現在採用している選択肢では、通貨と国家は危機に陥り、完全に経済は崩壊して誰もが貧乏になる。けれども、進むべき方向を変えて、もう一つの選択肢を選べば、最初は困難が多いかもしれないが、最終的にたどり着くのは非常に魅力的なところだ。もし完全な崩壊を避けたいならば、政府の支出を劇的に縮小しなければならない。全ての政府関係の機関を解体し、資金のかかる外国へのアメリカ軍派遣は中止して国内での防衛に専念する。学生ローンは取り扱わず、住宅ローンの金利控除は廃止する。銀行や企業の救済策も止める。さらには、今まで政治家や学者が誰も主張してこなかったことを我々はやらなければならない。すなわち、アメリカは破産宣言をして負債を再編成し、新しい仕組みを一から作り直せ、と提言する。

内容(「BOOK」データベースより)

経済を悪くしたのはFRBをはじめとした中央銀行と保護政策を進めた政府そのもの。ケインズ政策も中央銀行もない方がいい。目からうろこの処方箋がここにある。これこそが自由主義アメリカの原点である。資産を守り、国家破綻を防ぐ方法。
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以上、転記ここまで

なんだか下手な説明文ですねw

例えると
10年前に預けた1ドルがいまは25セントの価値しかなくなっています。
景気が落ち込みそうになるたびに
中央銀行が輪転機をまわして紙幣を印刷しているだけだからです
これが「量的緩和」政策

ぼくらに振り返ってみて
連休などで小旅行に行って散財した後
お財布の紐を締めますよね

当たり前のことです

でも国家レベルではいつのころからか(世界大戦を契機に)
使いすぎたあとはさらに借金をしてものを購入することをおし進めるようになっています。

上記にお札を印刷すると書きましたが
国債とセットで借金をするのです。

このようにしてわずか10年で1ドルは25セントの価値になったのです

100万円を預けて10年後の払い出しが25万円の価値だったら
驚愕ですよね
でも実際にはそうなっています

証拠となる具体例を挙げましょう

それはGOLDです
金(Au)はここわずか数年で
1g1000円前後だったものが
1g4000円をこえて乱下することなく高値安定推移しています
ねっ4倍になっているように見えるでしょう?

でも金1gに対するおさつの価値が25%に下がっているから
1g4000円となるのです
金はその昔、お札と交換していたとおり
価値がかわりにくいものですからね


筆者は言います
政治家が経済の(トランプ)ババ抜きをしていると

どういうことでしょうか

それは景気が悪くなると
票がとれなくなるから
悪くなる要因を先延ばしにし
バブル破裂後の恐慌に陥る振れ幅を倍々的に膨らませていると

人気をおとさないことが政治家の利益でありつづけるかぎり
このパターンの継続は鉄板ですね

どこの家庭(<=日本のこと)が
30兆円しか(税金)収入がないのに50兆円「毎年!」借金して
生活が続けられるでしょう?
その家庭が国家レベルでババ抜きの実験をされています

経済に不案内な政府は雇用を創出などしないほうがいいみたいです。
なぜならほっといても資金は最適な成長分野に割り振られ
景気は自立反発するのに
原子力だのダム建設だのに政府が資金を割り振り
優遇するため
本来成長すべき事業の芽がつぶされていっているのです。

本来成長する事業は補助金や政策保護がなくても
最適化をみずから行い
ぐんぐん成長していきます

確かにそうだなあと目からウロコ状態です
経済の本ってとっつきにくいイメージするかも知れませんが
論点がはっきりしていてとてもよくわかります

個人的な意見ですが
8000兆円!の借金があるアメリカは識者の良く知るところとなった
非潜在型地雷です。(タイマーは2年以内前後に設定)
日本も1000兆円の借金があります

借金していてもものづくり設備に投資しつつ
ものを売っていければ問題ないんです

でも、いまは違います
アメリカの事例ですが
まだまだ乗れる車を手放して新しい車に買い換えます
家も新しいものを購入します
そうしてひと家庭あたり20万ドル(1600万円弱)の借金があります。
でも貯蓄は7000ドル(55万円くらい)しかありません

なぜなら消費することが節税にもなり住宅購入金利も低く設定。
貯蓄金利には課税して貯蓄意欲を減退させているためです。

あのてこの手で消費を促進するだけして
生産しない。。。

最低賃金制度も良くないみたいです
安い労働はその過程でスキルの獲得もできていたのですが
安い賃金で違法就労させているとお縄になってしまうので
安い労働力の海外にスキルが逃げていき
自国の生産力が低下

ただ消費するだけの奴隷
でくのぼうのあつまりが残る。。。
なんて残酷な物語なのでしょう

最低賃金を撤廃すれば
時給は安くても
安い製品も作られますから
経済はバランスされますので心配無用のようです
この方向でしか
もはや1000兆円の時限爆弾処理のソフトランディングはなさそうです。
借りたものは返す。当たり前のときが迫っています。

EUが大変だとか
日本は先に立ち直ってすごいとか
うそで目くらましの報道は「ああ、また民衆をあざむいているな」程度の認識にとどめ
自らと家族をまず守りましょう!!!

まだ、半分も読んでませんがw
これからは無借金でお米や不動産、ものを保有していることが有利になっていくでしょう

下落する不動産などに投資せずお金を持っていた人たちが
助かったのとは逆の構図が始まりつつありますね
ハイ

アバター
2012/10/19 22:58
長文読んでくださりありがとうございます^^
知識も財産ですよw
行動の指針があるとぶれないです!
アバター
2012/10/19 22:52
なるほどー。
資産は何もないなあ。お金もないけどww



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