ちょうど・・・今年で七回忌だったかな
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/10/12 05:26:12
金色の翼 あのなだらかな坂を下ると 君はいつも笑顔を見せて
私を迎えてくれていたよね
あの場所に行く時は 心が嘆き悲しみ すさんでいる時ばかりだったよね
そんな私を 君はいつの日も 何度も繰り返し頬ずりをして
慰め続けてくれたよね
桜舞う 春の日には 花びらに被い尽くされ
暑い夏の日には 木々があの坂に 木陰を作り
君は いつも あの場所で私を待っていてくれたのに
今 君は静かに眠る
大空に虹の橋が 今かかっているよ その橋をゆっくりと 君は登って行く
雨降る 秋の日には 濡れ落ち葉に被い尽くされ
寒い冬の日には 凍えた私の手を暖め続け
君は いつも あの場所で私を癒してくれたのに 今 君は静かに眠る
君の背中に金色の 翼が今付いて 天へと向かって 君は駆けていく
最後に私に生きる大切さを 君は教えてくれた
トウショウファルコが、ねねママさんの声を覚えてくれてたのでしょうか。
あんな男前の馬に愛されて、ねねママさんよかったですね!
誘導馬で引退式があったのか・・・
すごいな・・・
そう・・・確か「アルゼンチン共和国杯」だったかな?勝った馬です。
そして、引退後東京競馬場の誘導馬になったんです。
だから、いつもパドックでファルコが出てくると「ファルコ!」って呼んでいました。
いつも、いつも・・・だから、覚えてくれていたんです、私の事・・・
誘導馬だったのに、引退式まであったんですよ。その時も行きました。
それだけ、みんなから愛され誘導馬引退後は、横浜の根岸にある馬の博物館のポニーセンターで過ごしていたんです。
根岸で「ファルコ」って呼んだら、調教中だったのに・・・厩務員さんの所を離れて私の所まで駆け寄ってきて、厩務員さん一瞬「ひやり」でも・・・ファルコは私にキスしてくれたんです。そして頬釣りしてくれて・・・
厩務員さんもびっくり!!!「えっ?」って・・・事情を話すと納得したように・・・「覚えていたんですね、あなたの声の事・・・馬は本当に賢いって言われるけど、ここまでとは思って無かったですよ。6ヶ月は絶対に会った人の事覚えているんですよ。だから、忘れられないようまた会いに来てくださいね。」って
栗毛なのに縦髪が金髪の、とても派手な馬でしたね。
足も膝から下が白くてね・・・
走ってるシーンは、その金髪が横になびいてカッコよかったですよねー