Nicotto Town


❖ Aʀᴇᴀ 51


何故この世には悪人と義人が共存するか

その日、イエスは家を出て、海べにすわっておられた。
ところが、大ぜいの群衆がみもとに集まったので、
イエスは舟に乗ってすわられ、群衆はみな岸に立っていた。

・・・・

また、ほかの譬を彼らに示して言われた、

天国は、良い種を自分の畑にまいておいた人のようなものである。
人々が眠っている間に敵がきて、麦の中に毒麦をまいて立ち去った。
芽がはえ出て実を結ぶと、同時に毒麦もあらわれてきた。

僕たちがきて、家の主人に言った、
『ご主人様、畑におまきになったのは、良い種ではありませんでしたか。
どうして毒麦がはえてきたのですか』。

主人は言った、
『それは敵のしわざだ』。

すると僕たちが言った
『では行って、それを抜き集めましょうか』。

彼は言った、
いや、毒麦を集めようとして、麦も一緒に抜くかも知れない。
収穫まで、両方とも育つままにしておけ。
収穫の時になったら、刈る者に、まず毒麦を集めて束にして焼き、
麦の方は集めて倉に入れてくれ、と言いつけよう』」。



・・・

それからイエスは、群衆をあとに残して家にはいられた。
すると弟子たちは、みもとにきて言った、
「畑の毒麦の譬を説明してください」。

イエスは答えて言われた、
良い種をまく者は、人の子である。
世界である。
良い種と言うの御国の子たちで、毒麦悪い者の子たちである。

それをまいた敵悪魔である。収穫とは世の終りのことで、
刈る者御使たちである。
だから、毒麦が集められて火で焼かれるように、
世の終りにもそのとおりになるであろう。

人の子はその使たちをつかわし、つまずきとなるものと不法を行う者とを、
ことごとく御国からとり集めて、
炉の火に投げ入れさせるであろう。
そこでは泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう。
そのとき、義人たちは彼らの父の御国で、
太陽のように輝きわたるであろう。
耳のある者は聞くがよい。


新約聖書 マタイによる福音書 13章 1-2、24-30、36-43節

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