Nicotto Town


安寿の仮初めブログ


コペンハーゲンは夕方から雨… その1


コペンハーゲンは夕方から雨です。

コペンハーゲン・カストロップ空港への到着時刻は、16:30分頃。
そこから電車で約15分ほどにあるコペンハーゲン中央駅。
そのすぐそばにあるホテルに17:00頃着いて、
トランクを置いて、コペンハーゲンの街中へ。

コペンハーゲン一番の繁華街&歩行者天国である「ストロイエ」を通って、
「ニューハフン」と呼ばれる運河街まで往復し、
レストランで「Today's fish with vegetable and potetos」を食べてきました。

今、現地時間で21:00です。
ですが、日本時間ですと、04:00です。
つまり、日本時間の11時50分に離陸し、11時間のフライトの後、
日本時間で夜中の23:00頃、
デンマークに到着したのですから、もう眠いはずなのですが、
しかし、こちらはまだ夕方。
ですから、そのまま街中へと繰り出してみたわけです。

ホテルに帰りましたが、インターネットは有料なので、
ここではアクセスせず、今日のフライトのメモだけ書いておきましょう。

もう目が赤く腫れていて、いいかげん眠ろうと思うのですが。

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首都圏の通勤ラッシュと逆行するように
延々2時間半かかって成田空港に09:45到着。
荷物を預けてしまえば、他にすることもなく、
展望デッキで飛行機を眺める。
11:10 機内へ搭乗。

スカンジナビア航空の機体は、エアバス340-300。
使い込んだ感じのする機内。
でも、スカンジナビア航空は安いから許す。
245席あるが、乗客は50人程度。
おかげで隣の席も使って、のびのびとフライト。
でも、スカンジナビア航空、これで採算がとれるのか?

11:50、10分遅れでtake off。
遅れたのは、成田空港の出発ラッシュのため。
ここでもラッシュに、はまってしまったか…。

離陸すると、まっすぐ北へ。
おお~、あの高原は尾瀬ではないか。
次に魚沼の盆地、越後平野、そして海を渡って佐渡。
やがてハバロフスクからシベリアへ。

この間、ウエルカムドリンクという位置づけらしく、
プリッツエルが配られ、
コーヒー・紅茶、各種ジュース、そしてビールの提供が…。
安寿はもちろんデンマークのビール、カールスバーグをお願い。   ☆\(ーーメ

はい、1回目の機内食タイムです。パチパチパチ。

ほほ~、北欧らしく練り物の魚肉を白身魚でロールし、
ホワイトソースで和えたものが出ました。
ライスとグリーンアスパラ、ニンジン添え。

サラダは、カニのほぐし身をマヨネーズで和えたもの。
それにスライスしたゆで卵がついています。
暖かいパンも付きました。
せっかくだから、今度の飲み物は、赤ワインをお願いしてと…  ☆\(ーーメ

デザートは、クランベリーソースのケーキ。
コーヒーを2杯所望。

乗客が50人程度しかいないので、機内食を選ぶことはできませんが、
「安かろう、サービスも悪かろう」と思っていたスカンジナビア航空だけに、
なんか嬉しい。

13:45 ハバロフスク近くを通過。
前回のドイツ留学は真冬の2月。
シベリアはどこも凍てついていました。
今回のシベリアは濃い緑。
だが、人の住んでる気配はまったくなし。
人工物らしきものがほとんど見えない。

それでも時々キラリと光るものがあって、たいていの場合、それは屋根。
細くうねる曲線となって光るものは、川。
延々と続く低山が続き、やがて堂々とした大河が現れる。
大河の周辺は、広大な湿地帯。

つまり夏のシベリアは、どこもかしこもぬかるみだらけ。

西へ飛ぶにつれ、シベリアは雲に覆われてゆき、ぬかるんだ大地も見えなくなる。

少し昼寝。
しかし、飛行機という乗り物はうるさい。
ずっとトンネルの中を走っているような気がする。

2時間ほど昼寝して、
外の景色が変化したかと思って窓を開けば、
依然として、どこまでも広がる雲海。

本日、ユーラシア大陸はほとんどが雲の中。
ノボシビルスクの北あたりで少し雲が切れましたが、
そこから見える大地は、やはり湖沼地帯。

夏のシベリアは、どこまでもどこまでも湿地。
歩くと難儀すると思うけど、
こんなところを歩く人がいるとも思えない。

日本時間で夕方18:00頃、飛び立ってちょうど半分あたりで、
軽食として、サンドイッチかおにぎりの配布。
とても貧相なサンドイッチ、あるいはコンビニおにぎりを配布して、
飲み物を配っただけ。
軽食と言うよりも、
エコノミー症候群対策のために、
食事と一緒に飲み物を摂らせることが目的ではないかと思わせるような内容。

現在のフライト地点をテレビモニターで確認すれば、
沼だらけのシベリアが尽きて、今、北極海の縁を飛んでいるはず。
でも、ここも雲で何も見えず。
ウラル山脈上空に到達しても、
やはり雲のため、それらしい山脈は確認できない。

シベリアを抜けて、モスクワの北、
そしてヨーロッパ上空に近づくほど、雲は濃くなる。

最後の21:00 に2回目の機内食。
やはり北欧らしくスモークサーモンに小エビ、
ポテトサラダとグリーンサラダ、
選べるパンが付いて、
ジュースとコーヒー。
それに小さなチョコレート菓子。

そして、片付けが始まり、
50人しかいないから、あっという間に終わり、着陸態勢に。

窓の外を見れば、北欧もやはり湖沼地帯。
そして、スウェーデンを抜け、海峡を渡り、
砂州が作り出す真っ平らな土地が見えてきたと思ったら、
そこはもうコペンハーゲン・カストロップ空港。


続く。




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