Nicotto Town


信じる事から、叶うか叶わないか決まる。


いらない人間。 #38

✿主な登場人物✿
・山口 モナ・・・引きこもりで大変辛い過去を抱えてる。
・高山 真菜・・・モナの『元』親友。
・森坂 悠・・・イケメンで人気のある学校No1モナの『元恋人』
・山口 優奈・・・モナのお姉ちゃんでスーパーモデル。

第三十八章 『電話で左右される運命』

「ふぁあ…。あれ??もうこんな時間かぁ…。」
優奈がスマホの時計を見て、つぶやいた。
「んー??ああ。おきた??何回も電話なってたよー。」
スマホをいじりながらつぶやくれいな。
「何回も!?ああ…夜中の12時なのに20回も電話されてるし…。」
優奈はおりかえし電話をした。
「んー…。出ないなぁ…。そんな急用だったのかな??」
「へ??あー…。そーじゃない??20回も電話するってねー…」
「うーん…。ちょっと家に行って来るわー。」
れいなはふっと手を振った。
「あいあーい。夜道に気をつけるんだよー」
優奈はれいなの家から出て行って”しまった”。

─────────優奈は桐の家に到着した。
「桐ー??いるー??」
インタンホンを押しても返事がない。
そっと、ドアノブに手を伸ばすと鍵が開いていた。
「あれ??こんな時間なのに鍵あけて…。用心がないんだからー。」
優奈は幼馴染なんだからいいだろう。と入っていった。
「桐ー??桐いるのー??いるんでしょ??返事しなさいよー。」
返事がないから優奈は奥へ進んだ。
「もう。桐ー!?いい加減にしてよ!!!!!」
優奈は桐の姿が見えなかったから部屋へ行った。
「いい加減にしてよ!!!」
というと部屋が真っ暗で何も見えない。
唯一見えたのが一人の女性。
「あの…。誰ですか…??」
そっと聞くと女性はフッ…。と静かにふりむいた。
「次はあなた…」
「加奈ちゃん…!!!!」
優奈の顔を見てニヤッとつぶやいて手に持ってるものを上にあげた。
「や…やだ…。加奈ちゃん…待ってよ…。やだ…。桐!!!!!」
桐のほうを見るとすでに”眠らされている”
「桐…。加奈ちゃん…あなたは騙されてるのよ!?目を覚ましてよ!」
「次はあなた…」
まるで洗脳されたかのようにそれしかつぶやかず、追ってくる加奈。
「やだ…。加奈ちゃん…やめて…。キャ───────!!!!!!」
───────────グサッ。
……あの電話はきっと桐の警告だったのでしょう。
優奈はあの電話を出てれば…。

「遅いなー…。優奈。」
れいなはずっと優奈を待っていたのでした…。

※実話ではありません。

アバター
2012/10/01 22:59
・・・・

続きが気になります
アバター
2012/10/01 22:37
刺されちゃった…

続きが気になる!!!



月別アーカイブ

2019

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009


Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.