朝4時40分と近づくこと
- カテゴリ:人生
- 2012/10/01 16:31:30
7月から、朝5時出勤なので、
家を出るのは4時40分ぐらい。
バイト先の職場は、家から自転車で5分位なので、
通勤時間が殆どかからないのはいい。
その時間は、もう今はほとんど夜。
夜勤に出かけているような気持ちになる。
七月、八月は、朝だった。つまり空が完全に明るい。
九月になって、だんだんと、東の空に、まず朝焼けのオレンジ色、
サーモンピンクがうっすらと眼につくように。
そのうち、だんだん東以外の空が暗くなりはじめ、
朝焼けの色がより目立つように。
それもどんどん地平線の端に沈み、空の暗さが増してきて…。
この頃は、もうほとんど夜。
けれども、どことなく、地平線のあたりがほの白い。
朝の景色を見るようになって、しったことがすこしある。
まず、よくいわれる、朝焼けは天気が悪くなる、というのは、
一概には言えないということ。
太陽が顔を出したのち、雲塊の陰に当たる部分が
青みを帯びてどことなく くらい感じがする朝焼けは雨、
太陽が出る前から、東の空が濃いピンクからオレンジ 色に焼け、
太陽が顔を見せる頃には、黄色を帯び、さらに白っぽい空に
変化するときは、概ね好天なんだとか。
次に、朝の微妙な呼び方の違い。
日の出が、太陽の上縁が地平線にくる瞬間。
明け方は、日の出よりも前に、空に薄明かりが射し始め、星が見える暗さが残る時。
夜明けが、日の出前で も十分に空が明るい段階。
東雲(しののめ)は、日本の古語で、夜明け前に茜色にそまる空のこと、
また東の空にたなびく雲”のことだとか。
また、本来は夜半すぎから夜が明けるまでの間を
「暁」「東雲」「曙」、
空がほのかに明るくなった頃を「朝朗(朝ぼらけ)」と細かく分けていたとか。
そのほか、「誰そ彼(たそがれ)」が夕方のことで、
「彼は誰(かわたれ)」は夜明け時分のこと。
そして、月。十五夜を過ぎ、十六夜から、新月に近い月齢26の有明月
までは、明け方に、だいたい西の空に見えるということ。
月も太陽と同じく東から西へ移動するから(というか地球が回ってるから
そう見える)、明け方、しずむ前にまだ月が見えているということなのだと。
なんだか調べると、それらとすこしだけ近づけたような気になる。
名前をしったときのように。
今朝10月1日は、朝4時40分に、大きく明るい月が見えた。
十六夜だから、また見え始めるようになったのだ。
9月30日が十五夜お月様(実際の月齢は15ではなく、今回は14点幾つ)
10月1日が十六夜。朝五時の月齢はおそらく15ジャスト位だから、
ほぼ満月、まんまるのお月さま。
朝焼けは、しばらく、来年まで、見ることができないけれど、
月はおそらく、一カ月の間、半月はずっと見えるのだろう。
そのことに、ほっとする。
そんなことを感じながら、
月明かりで明るい空を見ながら、自転車をこいだのでした。
夜勤に出かけているような気がする、といったけれど、
「朝一番早いのは、パン屋のおじさん♪」という歌のとおり、
パン屋さんや、豆腐屋さんは、きっと開いてる。
新聞販売所も。コンビニに、
その日の商品を配達しにきたトラックを見る。
やっぱり朝なんだなと、川をわたって、職場へついた。
今日は十六夜の月の写真撮って来たよ~w