ごめんなさいの量
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/09/30 07:06:01
お皿を割ってしまいました
大切に母が買ったもので
高いものでも昔からあるものでも
ないのですが
家までたどり着くまでに
割れないように誰かが
守ってきたお皿を
私は割ってしまいました
心を割ってしまいました
お金の値段なんかにしたら
0円程度のものですが
つまりはお金にできないのですが
あの人にたどり着くまでに
割れないように誰かが
守ってきた心を
私は割ってしまいました
約束を割ってしまいました
あの人を信じるために作った
お金の価値にできないような愛が
たくさんこもった約束ですが
あの人と繋がるまでにしてきた
過ちを包んで出てこないように
守っていたガラス玉のような約束を
私は割ってしまいました
もろい
もろい
全てがもろくて
私なんかは
すぐに割ってしまう
ごめんなさい
ちゃんと言ったら
許してもらえるけど
心は残る
残り物の心に
またガラス玉をかける
仲良くしてくれてありがとう♪♪
友申しておきますので、良ければお友達になってくださいまし!
切なくて、儚くて・・・。
人との関係も、一期一会なんですが、私はできるだけ誠意を込めて、後で悔いが残らないように対話をする事にしています。
そうしたら、交流が長く続いて、心を打ちあけられる友人になってくれる人も現れるので、ありがたいなと思うし、出会いって不思議だなとも思います。
みおさんも、素敵な出会いを重ねて、心を一日ずつ豊かにして行きましょうね。^^
世界観がすごいです