Nicotto Town


信じる事から、叶うか叶わないか決まる。


いらない人間。 #28

✿主な登場人物✿
・山口 モナ・・・引きこもりで大変辛い過去を抱えてる。
・高山 真菜・・・モナの『元』親友。
・森坂 悠・・・イケメンで人気のある学校No1モナの『元恋人』
・山口 優奈・・・モナのお姉ちゃんでスーパーモデル。

第二十八章 『モナの目覚め』

モナ「ん…。ココ…どこ…??」
看護師「モナちゃん…大丈夫??この子…わかる??」
優奈の写真を見せた。
でも…モナは首をかしげた。
モナ「誰…??知らないな…」
看護師「やっぱりかぁ…。わかった。この子呼んで来るね」
看護師が部屋から出て行った。
モナ「…??」
20分ほどして、優奈が部屋へ来た。
優奈「モナ!!大丈夫なの!?」
モナ「誰ですか??私あなたなんて知りません。」
モナはショックが大きすぎて、記憶喪失になっていた。
看護師「しょうがないです…。モナちゃんにはキツイ衝撃だったんでしょう…」
優奈「そうだわ…」
優奈はふと、あの時の事件を思い出した。
よくよく考えれば、モナの本当の母親は『あの人だけだった』から…。
なのにモナの母親は優奈の母親に殺されたのだ…。
モナもそれをすべてわかってるから衝撃が大きかったと優奈は思った。
看護師「ゆっくり記憶を戻していきましょうね…」
と部屋を出て行った。
モナ「あなたはなんていう名前なんですか??」
優奈「私の名前は優奈。山田 優奈よ。よろしくね」
その瞬間、モナはニコッと笑って言った。
モナ「じゃあ私と同じ名前なんですね。」
優奈「…そう…だね…」
優奈は心が痛くなってしまった…。
優奈は自分を責めた。あの時、桐に会ってなかったら…と。
モナ「どうしたんですか??大丈夫ですか??」
ニコリと笑うモナを見て思った。『このまま戻らなかったらいいんじゃないか』と。
優奈「うん、平気よ??じゃあ帰るわね。」
と帰ろうとした瞬間…。
─────────────────ガラッ。
夏木「はじめまして。○○○警察署から来ました。『近藤夏木』です」
警察手帳を差し出す夏木。
優奈「警察…!?なんで私たちのとこに来るの!?」
夏木「いいえ。目撃者から話を聞くのも仕事なんです。」
と優奈と突き放して、モナに近づいて写真を見せた。
夏木「この人に見覚えあるかしら?」
モナ「へ…??わかりません…」
夏木「嘘つかないで。あなたはつかまってたのよ?知ってるはずよ。よく見なさい!」
モナに写真を近づける。
モナ「わかんない…わかんない…」
優奈「やめてください!モナは記憶喪失なんです!」
夏木「…チッ。じゃあ明日も来るわね。」
と帰っていった…優奈は嫌な予感がした。
『モナの手が異常に震えてたから』

※実話ではありません。

アバター
2013/08/26 19:56
モ、モナちゃん!?
アバター
2012/09/24 21:04

コメントお返事ありがとうございます^^*
はい、此方も楽しみに待っております*
アバター
2012/09/24 20:53

毎回読ませていただいております*

とても続きが気になるお話で次が楽しみです♪
アバター
2012/09/24 19:51


小説は、読ませてもらっていたのですがコメントができなくて
すみませんでした(´・ω・`)
優奈さんはなんだかんだ言ってモナちゃんにとって、たった一人の優しいお姉ちゃんですよね。
モナちゃんが辛い目に合った時に逸早く気付いてあげれるのが、やっぱり兄弟の絆だなって
深く思いました。
多分これからモナちゃんはもっと辛い事があるかも知れないけど
優奈さんがいてくれるから少しは変われるかもしれませんよね^^*
それから、コメント有難うございました。
そうなんですよね、恋愛って本当に難しいなって最近常に思っています><
アバター
2012/09/24 19:42
記憶喪失…

続きが楽しみ!!



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