☆海王星
- カテゴリ:その他
- 2012/09/23 00:09:04
海王星は外惑星であり、約165年もかけて太陽の周りを1周するので、運行は非常にゆっくりしています。8等星くらいの明るさなので、肉眼ではほとんど見えません。ただ、天王星と同様に動きが非常にゆっくりしているので、かなり高い倍率の望遠鏡で一度確認しておくと簡単に見つけることができるでしょう。
また、天王星と同様に独特な色(青緑色)も大きなポイントになります。つまり、このような色に見える星は他にありません。
海王星と天王星は双子の惑星と言っていいほど似たところが多く、共に新しい水惑星の分類になることがあります。海王星は太陽から最も離れて公転し、地球を除いて太陽系で最も青い惑星になります。天王星より僅かに小さいのですが、質量は天王星よりも大きくなっています。
海王星は英語で「ネプチューン」と言います。これはギリシア神話に出てくる海の神ポセイドーンです。ポセイドーンはクロノスとレアの子供でゼウスの兄弟です。ポセイドーンは気が変わりやい神様で、次々と海の怪物を作っていました。しかし、デーメーテールに陸の生き物を作るように頼まれ、美しい馬を作りました。
ところで、この名も天王星と同様に古代の人が付けたものではありません。つまり、近世以降に発見された惑星であり他の惑星に倣って神話に出てくる神の名が付けられました。ちなみに最外周の惑星だったため「深淵」のイメージから名付けられたそうです。
人間が到達できない距離にあるため、神秘的なイメージがより増幅されているんでしょう。
将来、海王星まで人類が到達したとき、人類の宇宙に対するイメージはどう変化しているのでしょうか?
「生命体」または「知的未確認生命体」
ロマンですね〜(^^)