えのころぐさ
- カテゴリ:小説/詩
- 2008/12/08 02:00:11
おいでやおいで
猫じゃらしをちらつかせ
君を誘う
飛びつかせては距離を置く
そんなことを繰り返し
やがて飽きて去るのを待つ
ところが君は飽きを知らず
ただ 猫のように繰り返す
マタタビなんて持っていないのに
おいでやおいで
猫じゃらしをちらつかせ
君を誘う
飛びつかせては距離を置く
そんなことを繰り返し
やがて飽きて去るのを待つ
ところが君は飽きを知らず
ただ 猫のように繰り返す
マタタビなんて持っていないのに
疲れて寝ちゃうまで猫じゃらしで遊びます(ぇ
最近猫と遊べなくて欲求不満な私でしたー
まがりさん、難しい本を読まれるのですね。
教養のない私にはさっぱりなのです・・(苦笑)
そのうち探して、「ナジャ」読みますー
月さん、こんばんは。
理性で簡単に抑えられるというのも、
なんだかつまらない気がします。
抑えられるか、抑えられないかくらいが丁度いいのかもしれません。
ただ本能のままに
理性で抑えられる本能が僕にも備わっていたらいいのに・・・。
ちゃんと意味があるんだみたいな話なかったっけ?
ブルトンの「ナジャ」かなんかだった気がするんだけど。
マタタビがきれた~!
またあの柔らかな歌声が
風に乗って聞こえてくる
いまや獣と化したオレの心と身体に
あいつはふわりと揺れる優しい鞭を振るう
いつものようにそれに飛びついてみせると
やはりあいつは伸ばした手をひるがえす
飛びついては距離を置かれ
これが幾度となく繰り返される
あいつがいずれ我に返り
飽きて去るのを待つだけだ
しかしついに飽くこともなく
ただひたすらに誘惑の鞭は振るわれる
おいでやおいで
オレが獣でいられるしばらくの間は
この遊びに付き合ってやっていてもいい
オレの滑稽な道化師ぶりを見て
あいつが笑ってくれればそれでいい