いらない人間。 #10
- カテゴリ：自作小説
- 2012/09/13 09:40:00
✿主な登場人物✿
・山口 モナ・・・引きこもりで大変辛い過去を抱えてる。
・高山 真菜・・・モナの『元』親友。
・森坂 悠・・・イケメンで人気のある学校Ｎｏ１モナの『元恋人』
・山口 優奈・・・モナのお姉ちゃんでスーパーモデル。
第十章 『優奈の秘密』
モナ「…はぁ～…。」
モナは自分の行動に罪悪感を感じていた。
モナ「パパに言いすぎだよね。いくら腹が立ったからって…」
と机にうずくまったモナ。すると電話の音が鳴った。
そしてモナは気分転換にPCを開いた。
モナ「久しぶりにPC開くなー…。」
とモナは掲示板のサイトへ向かった。
モナ「んー…。学校…裏…サイト…??何コレ…」
とそこをクリックすると学校の情報があった。
モナ「なんなの…。コレ…」
モナは目にうつっていくPCの場面を恐れていった。
そしてついに…あんな物があった…。
蜜柑『真菜って女うざくない??一緒に懲らしめる人募集中ー❤』
女子A『私もウザイと思ってました。一緒にやりましょう。』
女子B『クラスの皆ウザイと思ってるんじゃないの??w私もやります』
女子C『私も手伝うよー。』
このような文字が何個もあった。そんな文字を見てモナは戸惑った。
『どうしよう…真菜に言わなきゃいけないの??』と迷ってしまった…ㆀ
そしてモナはそっとPCを閉じて1階へ下りていった。
父「おぉー、モナ。どうした??顔色悪いぞ??」
モナはとりあえず水を飲もうと冷蔵庫をあけて水を入れた。
モナ「…そう??顔色悪いかなぁ…」
と水をゴクゴク飲んだ。
父「モナ、お前が何か迷ってる時必ず水を飲むよな??」
モナ「ブホッ……!!!!!!!」
と水を吹いてしまった。
父「モナ、いいなさい。」
モナ「うるさいな！どーでもいいじゃん！」
とコップを大きな音を立てておいて出て行った。
モナはとりあえず街へ走っていった。大通りの街…。
モナ「ハァ…。とりあえず…。街に出たけど…」
モナは周りを見渡して、時間を潰そうと服屋へ行った。
モナ「きゃ～！かわいいなコレ！」
かわいいワンピースを見てモナはレジへいこうとした。
すると・・・・・・・・・・・・・・・。
優奈「大丈夫??そんなに買って…」
モナ「お姉ちゃん…??」
ふっ…と振り返ると優奈の姿。
健「おー、大丈夫、大丈夫。久々なんだし気にするなよ」
モナ「あれ…。健君！？」
噂になってる健・・・。
優奈「健ってば～…。気にするに決まってるでしょ。ココの店…少し高いし…」
と優奈は周りを見渡す。すると…。
優奈「え…。やだ、モナ…??」
モナ「へ・・・？あ…う・・・うん」
優奈はどのように行動をとるのだろう。
※実話ではありません。
