いらない人間。 #8
- カテゴリ:自作小説
- 2012/09/11 17:16:08
✿主な登場人物✿
・山口 モナ・・・引きこもりで大変辛い過去を抱えてる。
・高山 真菜・・・モナの『元』親友。
・森坂 悠・・・イケメンで人気のある学校No1モナの『元恋人』
・山口 優奈・・・モナのお姉ちゃんでスーパーモデル。
第八章 『復讐』
優奈「モナ、今日は私がバイクで送ってあげるよ!!」
とカッコイイファッションをしてヘルメットを抱える姉、優奈。
モナ「…へ??ああ…ありがとう…」
モナは珍しく優奈のいう事を聞いてヘルメットを手に取った。
優奈「モナ…。なんかあったの??」
モナ「え??ああ…何にもない。」
とヘルメットをかぶって後ろの席に座った。
優奈は首をかしげてバイクを走らせた。
優奈「モナ…。真菜ちゃんと仲よくしなよー??」
とつぜんの優奈の言葉に『ドキッ』とした。
モナ「え!?なんで…!?」
優奈「何でって…。昨日元気なさそうだったからさー…。」
モナ「そっか…。」
モナは改めて話をしなきゃと思って学校へ到着した。
優奈「頑張ってきな!!!!」
とピースサインを出してウインクをして帰った。
モナ「バイバイ…」
何をしても美人な姉を羨ましそうに見つめるモナ…。
真菜「おはよう、モナ」
後ろから真菜の声が聞こえた。
モナ「真菜…!!!お…おはよう…」
ギクシャクするモナをみて笑った真菜。
真菜「昨日の事気にしてるの~??(笑)」
モナ「…うん」
真菜「モナ…。今日はそういう事気にしないで??楽しもうよ」
とモナの手をひっぱって走っていった。
…教室に到着。
モナ「真菜と同じクラスだ!!えーと…1-3か…」
真菜「モナラッキーじゃん!席も近いしね」
といって真菜がドアをあけた。
悠「お、モナ!!!今日は一緒に登校するって約束したじゃん~」
とモナに近寄る悠。
モナ「え…。あ…ごめんなさい」
うつむくモナの頭をなでる悠。
悠「バカだな~…。そんなんで落ち込むなって!!『カレカノ』なんだから(笑)」
モナ「ちょ…!!!!!!」
悠の声はあきらか大きかった。真菜は2人を見ている。
真菜「…モナ。席に座ろう??」
と手をひっぱっていった。
悠「おい。オレと話してるんだ。やめろよ」
真菜「もう本鈴がなっちゃうじゃないの。いい加減にして!」
と悠に怒って真菜はモナを席に座らせた。
クラスがざわついてしまう…。
女子A「嘘でしょ…悠君にあんなこと言うとか…」
女子B「マジうざくない??あの女…」
ザワザワとざわめく教室。
花梨「ふぅ~ん…。あの子やるじゃん…。久しぶりに可愛がってあげる??」
蜜柑「賛成~」
と蜜柑はスマホをいじった。
柚「久しぶりに腕がなっちゃうね★」
柚は腕の音を鳴らす。
花梨「ったく、柚はやりすぎるからな~…」
といいながら嬉しそうな顔をする花梨。
蜜柑「柚がいたら馬路面白いよねぇ~…っと完了っと★」
と蜜柑は花梨にウインクをした。
花梨「私の出番はなさそうねぇ…ねえ?柚…」
柚「まあ大きな出番はないんじゃない??」
と笑って3人とも別れていった。そして先生が入ってきた。
麻子「皆さんこんにちわ!!担任の蝶野麻子ですっ★」
と笑顔を見せる麻子。そんな先生を見て静かな部屋に『…チッ』と音がした。
麻子「誰です!舌打ちをしたのは…」
柚「私でーす。先生~。先生はー生徒が舌打ちしたらどーすんですかー?」
とニヤニヤして聞いた柚。
麻子「・・・!先生をからかわないで…!今日はもう終わり!」
と帰っていった。柚と花梨と蜜柑の3人は笑った。
真菜「ちょっとあんたたち!先生をからかうなんて・・・」
花梨「そぉ~ねぇ~。真菜ちゃんもその過去があるもんねー…ふふっ」
と笑って3人は出て行った。そして柚、一人だけふりむいて一言言った。
柚「グッバ~イ」
とウインクをして帰っていった。
花梨「なかなかやるじゃん。あいつ…」
蜜柑「待ってよー。今面白い事してるから…ふふ…」
とずっといじってたスマホをやっとポケットにしまって帰っていった…。
真菜が歩く闇への第一歩になっていく…。
※実話ではありません。
すみません;てにいれる予定なんです・・・(;´Д`)
久しぶりにInしたのですが、面白かったです*
私の周りに居ない。
闇への一歩気になりますよ。