指先
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/09/08 14:43:29
窓から 入ってきた風が
カーテンを靡かせ
私の髪に 触れると
ゆっくりと ふわと 離れていく
ノートの落描きを腕で隠し
鳴きだしそうな腹を掌で押さえつける
何かをブツブツつぶやく先生は
黒板に向かって何かを喋っている様にしか見え無い
チョークで書く字は 右下へと 曲がっている
私は 手を拳銃にして
先生の頭部に 目標を設定して
指の先に嫌悪と憎悪を込めてやった
窓から 入ってきた風が
カーテンを靡かせ
私の髪に 触れると
ゆっくりと ふわと 離れていく
ノートの落描きを腕で隠し
鳴きだしそうな腹を掌で押さえつける
何かをブツブツつぶやく先生は
黒板に向かって何かを喋っている様にしか見え無い
チョークで書く字は 右下へと 曲がっている
私は 手を拳銃にして
先生の頭部に 目標を設定して
指の先に嫌悪と憎悪を込めてやった
下記の作品があります。
子が忘れゆきしピストル夜ふかきテーブルの上に母を狙へり
あなたの作も、中一の作とはとても思われぬ素敵なセンスで溢れています。
手を銃にして向ける殺意、面白いですね♫
よくある午後の授業風景?
さて先生はいったい何人から銃口を向けられているのやらww