お月見広場で、ススキの草原を思い出しました
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2012/09/02 16:20:51
先日、タウンのお月見広場でとった、満月、そしてススキ。
ススキが月によくあいますね。月色をしているからでしょうか。
箱根の仙石原のススキの草原を思い出しました。
9月ごろから見ごろになります。
実際に花穂をつけるのは、そのぐらいなのですが、
11月位まで、ドライフラワーと化したそれを、
楽しむことができます。
以前、リアのブログで書いた文章を、ここで転載…。
仙石原につく。ススキ草原の黄金色。ススキは九月頃、銀色になる。この頃は葉は緑、すこしづつ黄金色になってゆく。葉も。そして十一月は葉も黄金色。銀色のときはまだみずみずしい。けれど黄金になると、かわいているかんじだ。実際そうかもしれない。もはやドライフラワーのようなものだから。九月の銀色のススキをながめるのもやさしい。きらきらして、昼の明るさをぞんぶんにふりまいているようだ。十一月のそれは、もっとさびしい。かわきのせいだろうか。けれども藁のような日なたの色も、そこには感じられる。ススキのなかへ入ってゆく、かきわける。穂にさわってみる。思ったよりもやわらかだ。さわらないとわからないことは、たぶん、多々あるのだ。
風がふくたびに黄金色がなびく。波立つようだ、かわいた黄金色の海。かきわけることはもぐるようでもある。顔にすすきの穂があたる。今度はすこし鋭利なかんじがする。あたりにきっと観光客は多いはずなのに、だれもみえない。ただススキの浪ばかり。空はくもり、そしてススキははれたように金をはなって、明るかった。
この明るさをとどめるように、ことばをたぐること。
*
今日は、すみません、ちょっとリアで、ごそごそしているので…。
こちらはちょっと手抜きを。
もうすぐ、箱根のススキも見ごろになるのでしょう。
箱根、そうです、あのススキです。
ごらんになっていたのですね。うれしいです。
箱根は、いいところですよね。
小学生の時の、修学旅行にはじまって、
そういえば、何度も訪れています。
温泉はもとより、
一つたべると7年、長生きするといわれている、
黒い温泉卵とか。
ススキは長くたのしめます。銀色の若い頃と、花が枯れて黄金色になった時と。
夜にみたことが残念ながらないのですが、
お日様の光をあびて、きらきら輝いて、どちらも、きれいでした。