気に入っている表現・メモ
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/09/02 00:07:43
淡い期待は、からからに乾いた砂漠の上に落とした一滴の雫のように消えてしまった。
期待なんてした自分が馬鹿だった。
【Lost story】
ヒトはそれを偽善と言う。
…偽善って何だ。
偽の善と真の善の違いは、下心があるか無いかだけなのかな。
君はどこか遠い場所を見つめてそう言った。
【未定】
僕は君が好きだった。
ただ好意を寄せることを"好き"というなら僕の好きは違った。
…僕は"君の隣"が好きだった。
でも気づいたんだ、僕等は傷ついていた。
自分では塞がっていると思っている傷口からは
いつまでもべとべとした後悔という名のどす黒い血が流れてる。
お互いが傷ついている理由なんて解らない。解らなくて良い。
他人の過去に興味なんて無い。
僕等は今を生きるのに必死なんだ。
過去を振り返って窒息するのはもうやめた。
前だけを見ていたい。
それがたった一つの現実だから。
僕等は傷口を嘗めあう野良猫だから。
【Vertical linE】
早く、早く行かないと。
こんな所でいつまでも、一人で寝ているわけにはいかない。
早く、しないと。
そうしないと、今にも倒れてしまいそうな小さな背中が、遠い。
でも身体が言う事を利かない。
重くて力が入らない。
お願い動いて、
――これが最期だって構わない。
大切なものを失うのは貴女だけで良い。
私が貴女を守るんだ。
貴女が私を大切だと思ってくれる、それだけで満足だから。
貴女が私を想って悲しんでくれる、それだけで満足だから。
…私は、最低な奴です。
【Vertical linE】
嘘で塗り固められたあなたには外の世界はもう見えない。
私がどれだけ手を差し伸べても、あなたは無視したんだから。
私は此処に居るよ、例えあなたに見えなくても。
見ようとしても見えないよ。
でも、私は此処に居るの。
あなたに私が、見えなくなっただけ。
私があなたに、さよならをしただけ。
【未定】
助けてと叫んだ。
誰でも良いから助けてよと叫んだ。
名前も知らない誰かは私を助けてくれると言った。
私が助けて欲しかったのは、こんな明るい世界じゃない。
【Dead enD/Horizontal linE】
大切なヒトを失くした人の目だ、と思った。
私も同じ目をしているのかな。
【未定】
人は誰かに忘れられた時を本当の死と呼ぶんだったら、
この階段を昇り終えた真っ白な世界で消えてしまいたいと思った。
この雑踏と人ごみに紛れて誰からも忘れられたいと思った。
嘘。
思っただけ。
消えたくなんか無い。
死にたくなんか無い。
【未定】
蹴り上げた真っ白な雪がハラハラと桜の花弁のように散った。
冬の遠い太陽が反射した弱い光に、雪が跳ね返した煌めきは思った以上に眩しかった。
誰も居ないこの白銀の地平線が世界の果てだって言うなら、僕は世界をもう一周したい。
色褪せたセピア色の世界をもう一度見て絶望したい。
どこまでも君と一緒に行きたかった。
【未定】
君はどこを見てるの?
僕?それとも外の世界?
…誰よりも憧れてるくせに。
あんなことがあったのに。
あんなことがあったから?
濁った硝子球には何も映らないよ。
【Duel/Loop nightS】
…ごめんなさいカエデちゃんの真似…/(^Q^)\w
重いのばっかり。
でもたまにはこういうのも良いかも。
それは私の夢じゃ!(
重すぎて窒息/(^Q^)\
何か感じてもらえたのなら結構!嬉しいです
未定はほんとに何も決まって無いよw
ただのその場の思いつきで書きたかったことを書いた←
確かに重いですね…なんか、グッときます、ええ
未定もなんだか気になります\(^p^)/