Nicotto Town



電車にて・・・


田舎・・・の入り口(・・・と私は思っている)にある最寄駅。

「電車のドアは停車中は開いてて、自動的に発車の際閉まる」常識と

「電車のドアは乗ったら自分できちんと閉める」常識が

交錯する。

駅構内通路に表示される発車時刻があと1分ちょっとに迫った電車に乗ろうと
そのホームに駆け降りる私。

ホームに降りて見ると電車はドアが閉まっていた。
「え?!あと1分ちょいあったのに?!」
しかし電車は動き出さない。
後ろからホームへ降り立った人々が、電車の扉横のボタンを押して乗り込んだ。
「あ!」そのひとに続いて後続の何人かと乗り込んだ。
そうか・・・・この電車は自動でドアが開かないタイプだったのか・・・。
空き席を見つけ座り込んでやれやれ・・・。

すると・・・・

入り口付近に座ってたちょっと真っ黒いひげと髪の伸びきったヨレヨレの服の男

都心の地下鉄よろしくカツカツと乗り込んできたしゃれた格好の女性が
ドアを閉めることなくしゃなりと座席に座りこもうとした瞬間

「おう!!閉めろや!」一言怒鳴る。
事態の飲み込めていない女性は自分の事を言われて居る事に気付かない。
「おう!おまえだ!おまえ!」怒鳴りながら女性の膝の前の荷物を蹴った。

女性は不慣れな様子でドアの開閉ボタンを見つけ、ドアを閉め
一つとなりの開いているドアから出て行った。

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2012/08/30 06:44
怖いなぁ~@@



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