☆三国志
- カテゴリ:その他
- 2012/08/22 00:14:38
今回はあの悪名高き董卓の死後どうなったかについてです。
独裁体制を保っていた董卓ですが、その部下には忠義を重んじるものもいたようで、長安に残っていた呂布を攻め上ってきました。さすがの呂布もこれにはお手上げで袁術の元に逃れています。
そして、長安は董卓の残党が支配することになります。また、董卓暗殺の首謀者の一人王允は殺され、朝廷も残党の言いなりになり、結局は元通りになってしまったわけです。
ところで、曹操の活躍はこの頃から更なるものへと変わってきます。これにはなんと黄巾賊の残党が関わっていました。
まず、山東方面で黄巾賊の残党が蜂起しますが、その数100万ととんでもないことになりました。これでは官軍だけでは歯が立たないので、曹操の登場となったわけです。さらに、エン州の太守・劉岱が黄巾賊に倒さたことは、中原を狙う曹操にとって更なるチャンスとなりました。
また、曹操は簡単にこの乱を鎮圧し、エン州の太守の地位を獲得し、さらには黄巾賊の残党を配下にしてしまいます。思惑通りにことがすすんだ曹操ですが、やはりからくりがありました。
かつて曹操は青州で悪徳官僚を徹底的に排除したことがありました(水戸黄門みたいですね)。そうすることにより、その地の民はひどい生活から抜け出せたわけで、曹操に恩を感じていたわけでした。また、それらの民が黄巾賊だったわけです。
さて、このようにして最強軍(青洲兵)を手に入れた曹操の活躍がなければ、三国志はたいして盛り上がらなかったのかもしれません。
歴史は難しいですけど、こうやってわかりやすい説明があると
面白そうに感じますね^^