幽遊白書二次2
- カテゴリ:自作小説
- 2012/08/19 20:06:49
邪眼、前髪で隠れてしまうのが残念です(ーー゛)
語り手「では、ふたりは地図にあったトーナメント会場らしきところに着きました。どうしますか?」
蔵馬 「そうだな。…まわりに妖怪の棲みかとかはあるんですか?」
語り手「棲みかというか…トーナメントの客をあてにしたらしいホテルとか店が並んでます」
蔵馬 「じゃあ手近な店に入って、トーナメントについて詳しく聞いてみます」
語り手「そうするとここは、魔界統一トーナメントを真似て最近始められた、地元民統一トーナメントだと聞かされます」
蔵馬 「・・・はい?」
語り手「つまり、魔界統一トーナメントと同じように三年に一度開催され、地元妖怪の長にたつものを決めるという、とってものんびりムード漂う、ローカルなトーナメントです」
飛影 「…なんだそれは?」
蔵馬 「じゃ、じゃあつまり、今回の事件とは何の係わりもなさそうな、平和的なトーナメントなんですね?」
語り手「まあ、そうですね」
蔵馬 「はぁ…それじゃ今度は会場に向かってみますか」
語り手「では会場です。受付に来たでいいですか?」
蔵馬 「そうですね。…と言っても、何を聞いたらいいのやら・・・」
語り手「蔵馬がそうやって受付に質問している頃、飛影は何してるんですか?」
飛影 「その辺で暇を持て余している」
蔵馬 「こんな時に、そんなもののんきに持て余してないでください」
飛影 「フン、オレの勝手だ」
語り手「じゃあそうやって暇をつぶしてる飛影の服の裾を引く者がいます。見ると男の子が手に持った何かを差し出してますね。どうしますか?」
飛影 「なんだこれは」
語り手「男の子は、『あのね、知らない妖怪に頼まれたの』と言ってます。飛影に手渡されたのは、一枚の紙切れですね」
飛影 「とりあえずそれは受け取って…(ちらりと受付と話してる蔵馬と手の紙を見比べて)子供の後をつける」
語り手「そうするとその子はそのまま友達と遊びに行ってしまいますね」
飛影 「チッ、ならば紙切れを見てみる」
語り手「するとそこには、『こそこそ嗅ぎまわるのをやめろ』と、書いてありますね。そして、『トーナメントでは、相手を殺すつもりで戦え』と」
蔵馬 「つまり、犯人はこの近くで我々の動きを見てるってこと?」
飛影 「らしいな」
語り手「てなところで幽助、桑原組に戻ります」
語り手「ふたりは螢子ちゃんがさらわれたらしい商店街まで来ましたが、どうしますか?」
幽助 「・・・どーする? 桑原」
桑原 「オレに聞ーてんなよ! まあ、とりあえず捜査の基本は聞き込みか?」
幽助 「んじゃ、その辺で店やってる人をつかまえて螢子と友達らしき集団を見なかったか聞いてみる」
語り手「そうすると最初の数人は知らないと言いますが、何軒目かで入った果物屋のおばさんが見たと言います」
幽助 「ほんとか? 確かに螢子なんだな。詳しく聞いてみんぜ」
語り手「そうすると、螢子ちゃんらしき女の子は確かにほかのふたりの後ろから歩いていて、ふいに消えたんだそうです」
幽助・桑原「「はあ?」」
語り手「おばさんの話によると、影のようなものが女の子に巻きつき、一瞬にして連れ去ったように見えたとか。
おばさんにしても一瞬のことですし、あまりにも現実離れしていてとても本当のこととは思えなかったと言っています」
桑原 「素早い…影? わかったぜ、犯人はてめーだろう飛影!(ビシッと指突き付け)」
飛影 「アホ」
桑原 「んだとぉ、くらぁ」
幽助 「やめろって。この場にいねー奴とケンカすんなよ。
とにかくもう、魔界へ向かうぜ、魔界!」
桑原 「・・・めんどくさくなったな?」
語り手「それじゃ魔界組へ戻りますよ」
「鬼灯の冷徹」は、タイトルだけは知っているんですが、まだ読んだ事ないです。
なんかちょっと怖そうで^^;
>全国書店員が
そうなんですか、なんかすごそうですね。
みなわさん、今晩は。
こんな風に会話しながら幽白の世界を遊ぶのも楽しいんじゃないかと思いつつ書いたんですよ。
・・・・・・・・・大昔にですけど^^ゞ
魔界へ行っても…飛影あんまり出て来ないかも(;一_一)
「早よう、魔界へ行ってたもれ!
わらわは、飛影とあいまみえたいのじゃ」