三つ目小娘（なんか語感がビミョウ＾＾；）交換していただきました。
ありがとうございました♡
そんな訳で、気分転換にパソコンの奥底から発掘してきました。
知らない人にはわからないネタですみませんm(＿＿)m




語り手「では始めます。えーと、いきなりですが幽助のところに差出人不明の郵便が届き、開封してみるとビデオテープと紙切れが入ってました」
幽助　「ビデオテープ？　紙切れってなんか書いてあんのか？」
語り手「はい。『このビデオは必ず桑原、蔵馬、飛影の三人と共に見るように。でないとお前が後悔することになる』と書いてあります。どうしますか？」
幽助　「そら…とりあえず桑原と蔵馬をケータイで呼び出して…飛影はどーしたらいいんだよ」
飛影　「その頃、オレは魔界でぱとろーる中だ」
蔵馬　「じゃあ幽助から連絡をもらったオレがムクロに連絡を取ってみよう。『飛影をこっちへ寄こしてほしいんだけど。なんだか幽助が大事な用事があるみたいなんで』」
語り手「では飛影もやってきたということで…ビデオを見ますか？」
幽助　「そら、見ねー手はねーし」
桑原　「おら、なんだかしんねーけんど、とっととしろよ」
幽助　「うっせ。んじゃ再生っと」
語り手「最初は暗かった画面が段々明るくなっていき、人影が見えてきます。
　　　最初はぼんやりとした影だったものが徐々にはっきりとしていき、それはどこかの部屋の中、椅子に縛りつけられ、さるぐつわと目隠しをされた女の子の姿になっていきます」
桑原　「ま、まさか雪菜さん！！」
飛影　「！！！」
語り手「いえ、ですが皆さんが知っている顔です。…特に幽助」
幽助　「まさか螢子かっ！」
語り手「はい」
蔵馬　「なんだってまた、そんな…」
語り手「その蔵馬の言葉に答えるように、画面に文字が流れます。
　　　『この女を助けたければ、来月開かれるトーナメントに参加し、全力で戦え。もしも手を抜いたら…その時はこの女の命はないものと思え。優勝できたら、そいつに女を返してやる』」
　　　文字の後、トーナメント会場と思われる場所の地図が出ますね」
蔵馬　「とりあえずその地図をしっかり覚えます」
語り手「そこは人間界ではなく、魔界の一部。…と言ってもそんな危ない所ではなく、わかりやすく言うと妖魔街があったようなところですね。と、蔵馬と飛影には見当がつきました」
幽助　「そんなところで、一体何のトーナメントがあんだよ。魔界統一トーナメントじゃねぇんだよな」
語り手「はい、違います」
蔵馬　「とりあえずそのトーナメントとやらについて調べてみますか。地図もあったことですし、行ってみればなにかわかるかもしれません」
幽助　「んじゃあすぐにでも・・・」
蔵馬　「いえ、幽助はここに残って螢子ちゃんが連れ去られた時の状況など、知っている人がいないか桑原君と探してみてください。会場はオレと飛影で調べに行ってきます」
幽助　「お、おう。・・・んじゃそっちはまかせたぜ」
蔵馬　「ええ、それじゃ」


語り手「ではまず、幽助桑原組から…具体的にどうしますか？」
幽助　「とりあえずいつもつるんでる螢子の友達と、あとは雪村食堂に行ってみる」
桑原　「んじゃぁ、オレが友達の方をを当るからよ、おめーは雪村んち行って来いよ」
幽助　「じゃあそうする」
語り手「じゃあ幽助からね。雪村食堂につきました」
幽助　「（ガラガラっと戸を開けて）おっちゃん、おばちゃん。螢子のことでちょっと聞きてーことがあんだけど！！」
語り手「そうすると、螢子ちゃんは昨日から帰ってないと言われます。『警察にも届けたんだけど、警察は事件になんないと動いてくんないって言うし…。幽ちゃん、なにか知らないかい？』と、逆に聞かれますが？」
幽助　「てぇことは、おっちゃんもおばちゃんも詳しいことはなんも知らないんだな。あー…とりあえず、なんかわかったら知らせっから。とだけ言っとく」
語り手「んでは桑原君。無事に螢子ちゃんの友達を見つけだすことができましたが？」
桑原　「おぅ、そこの二人っ。ちょっと聞きてーことがあんだけどよ！」
語り手「いきなり現れたつぶれ顔に、怯えられてますが」
桑原　「つぶれって・・・」
飛影　「つぶれ顔に間違いはないだろう」
桑原　「うるせっ。だいたい今お前はここにいねーだろがよ！　とにかく雪村が連れ去られた時のことで、なんか知んねーか聞いてみんぜ」
語り手「そうすると、ふと振り返ったらいなかったと言われます。『三人で歩いてて、螢子だけがちょっと遅れて歩いてたんだけど、気がついたらいなかったのよ』」
桑原　「それって場所はどこだよ？　時間とか」
語り手「時間は、いつもと同じくらいの下校時間。場所はちょっと寄り道して、普段の通学路から外れた商店街です」
桑原　「とりあえずそっちにも目撃者がいねーか探しに行ってみんぜ。あ、浦飯にも連絡とって、手分けして探すか」
語り手「了解です。ではここでこちらは一端切って、飛影蔵馬の魔界組」