Nicotto Town


小説日記。


ローゼンバーグ家

流ちゃんが書いてくれたから私も書くぜ!
ちょっち長いけどまあ頑張って✩(



ローゼンバーグ家と歴史

ローゼンバーグ家は繁栄当時から非常に"野蛮"であることが知られていた
「跡取り」となり「家督」を手に入れることがローゼンバーグ家の唯一の誇りとされ、
「跡取り候補」なる者同士が、
辺りにまばらに点在したヴァンパイアの一族を滅ぼし
長の首を獲ってくることで初めてローゼンバーグ家で「成人」したと看做される

「跡取り候補」の資格はこの家に産まれた全ての子供たちに"強制的"に与えられ、
ブラドも例外なくこの、"産まれた瞬間から戦いの知識と血の匂いを植えつけられる"
非常に野蛮な宿命を負う事になる

男も女も関係なく、「成人の儀」とは名ばかりの殺し合いの中で、
弱い者は死に強い者が生き残るという"当たり前"の等式が出来上がっていく

「家督」を手に入れることが出来るまでに、成人の儀と合わせて6つの首を獲ってこなければならず、
その際に与えられる階級は華族のものが用いられている
男爵、子爵、伯爵、侯爵、公爵と進み、
ブラドは伯爵に当たる

公爵になった後にも家を繁栄させることを目的として戦いを続けなければならず、
大抵の者は子爵まで進めば良い方とされ、
伯爵になれたのはブラド、
侯爵になれたのはその父カノン、
公爵になれたのはカノンの父ダランヴェールのみ

ダランヴェールがローゼンバーグ家の始まりとされてるが、
ローゼンバーグ家は"魔力"を操り身体年齢を永久に停止させることが出来るため、
実際の所はよく解っていない


子供たちは少年少女と呼ばれる年代で呆気なく殺されて行き、
酷い時には4歳ほどで戦いに放り込まれ惨殺された

その為ローゼンバーグ家では子供が大変に喜ばれた
しかし、子供達を集める手段も非道であった


ブラドの両親であるカノンとルルチータは、
この頃力を持ち始めていたヴァンパイア一族"ラルベッタ家"の一人娘であったエンドを
その両親から、"ラルベッタ家"をローゼンバーグ家が取り込むという強引な同盟取引の元
引き取り、ブラドと結婚させた

エンドの扱いはもはや"子供を産む道具"でしかなく、
ブラドとの間に無理やり作らされた子供は10人にも及んだ

この時エンドは僅か16歳、ブラドは18歳だった
その中の一人にグレイヴを授かり、
しかし彼は一族の決まりを守らず、成人の儀をこなす事無く15歳で家を飛び出した
既にダランヴェールは死去しており、家督の移ったカノン侯爵の判断は"永久追放"
グレイヴは"マギア"と名乗る事、家に出入りする事を永遠に許されなくなる

10人も産まれた子供達は使用人の奴隷ヴァンパイア(滅ぼした一族)たちによって
4歳にまで育てられ、「跡取り候補」として放り出され
生き残った者は一人の少女と家を出て行ったグレイヴだけであった

その後エンドもそうして戦いに放り込まれ死去し、
カノンとルルチータも後を追うように死去し

カノンが死んだことにより、少女はブラドに家を出ることを許され、
その名をローゼンバーグからラルベッタに改めた
三つの首を奪取することが出来ていた少女は女でありながら子爵として家を出て行った

この時4つの首を取ることが出来ていたブラドは伯爵として「家督」を継ぎ、
やがてヒラルダという女性を連れてノコノコ帰って来たグレイヴに激怒するものの
家に置いてやり、ブラドは決まりを失くすのと同時に、
どこの馬の骨とも知れないヒラルダとグレイヴが結婚するのに目を瞑ってやった

そこに産まれたのがシャルとロートという男と女の双子
これで戦いは無くなり平和になると思いきや、
ローゼンバーグ家が急に力を弱めた事により"ラルベッタ家"が反乱を起こす

そしてグレイヴはまたも家を捨ててヒラルダと共に逃げ、
今度こそ激怒したブラドは子供達を育てる資格はお前らには無いと、
ブラドはシャルとロートを匿いながら"ヴィッセン家"に助けを求めた

20年もの月日が流れるうちにブラドはヴィッセン家のリスティルと恋に落ち、
シャルとロートを我が子のように可愛がり、
二人は反対したがシャルとロート、
その間に産まれたのがフランとジェイルという双子であった


そしてとうとうブラドの逃げた先がヴィッセン家と嗅ぎ付けたラルベッタ家に、
巻き込むわけには行かないとリスティルと一旦別れたブラドは
ついていくと訊かなかったシャルとロートを連れて一時的に元の家に戻る
何故この家が壊されていなかったのか不思議だった

しかし戦前夜にシャルとロートは何者かに暗殺されてしまう
翌日の戦はブラドは拒否するもののヴィッセン家に力を借りてラルベッタ家を滅ぼすに至った

感謝してもしたりぬブラドであったが、
好意に甘え時節フランを預けたりもしていた

この時ジェイルはいつの間にか行方不明になっており、
後にラルベッタ家に肩入れしていたことが判明、両親を殺したのも彼だった
憎しみに燃えるフランは誰にも内緒でジェイルを殺すが、
人を初めて殺してしまった重圧に耐え切れずしばらく行方をくらませていた


ラルベッタ家の残党を倒しながら、
なんとか平和を取り戻しつつあったローゼンバーグ家にこの時養子として引き取られたのがダルアン
フランの母代わりとなる
ブラドの不在が多くなり、フランは預けられる事が多くなった

やがてブラドは最後の残党を倒しその中で死去、
家督はフランに移り、フランが子を残さなければゆるやかにローゼンバーグ家は滅びるだろう



*****

こんなもん…くそなげええええwwwwww

そんなわけで、ローゼンバーグ家のブラックヒストリー。
ラルベッタでぴーんと来た人も居るかな?
アリヒェンは家を出て行った少女の子孫です。
フランと一応血が繋がってるんですねー

勝手にヴィッセン家たくさん出してごめんね流ちゃん!


てことで
お疲れ様でした!www

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2012/08/16 09:27
これってもう歴史の教科書載ってもおかしくない勢いじゃないですかww

ローゼンバーグ家ハンパナイっすね!
フランちゃんかアリヒェンさんと繋がってるのはしらなかったですうううw


リスティル様とフランちゃんの関係を2828しながら見守る私って・・・((
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2012/08/15 15:43
>藤月

戦えればなんでも良いってことで、子供も道具として扱われてたからねーw
凄まじいよ馬路でwww


昨日寝る前にたくさんね!(
wwwwww頑張ってwwwwwwwwwwwwww


みんな優しいからね✩!(
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2012/08/15 15:22
ひぇええええええ(

家督を継ぐために4歳で戦場に放り出すって随分と酷いねww
んで、獲ってきた首の数で階級が与えられるって;

頑張って糾ちゃんねりねりしたのねw
もうあたしは昨日と今日で頭痛いよww←

大丈夫!フランとアリヒェンならきっと幸せになるさb☆(
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2012/08/15 14:05
>椿さん

うわああwww生きてwwww
…あ、いや、私も0.3秒くらいで死にそう…/(^Q^)\

ふははww


wwがwwんwwばww✩w(ty
ですね!w待ってますよアリヒェン!w
うおおおおおお超期待いいい(ry
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2012/08/15 13:57
あ、私は家を出て5秒で死にますね、はい
グレイヴさんの家出のスケールの大きさに尊敬しますw

いやんメルメル大変www
とりあえず結婚式場に向かわせないとですねw
きっとメルメルは普段の格好じゃマズイだろうと考えてそれっぽいの着てこうとしてます☆←
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2012/08/15 13:48
>椿さん

生き残る手段がエグすぎるっていうwww
ぶhwwwwww下手したら50対1なんてことも?w


グレイヴが一方的に悪いから何とも言えないんですけどねーw
ぐへへ怖いっす/(^Q^)\まあ、家督を継ぎたくなかったらグレイヴは家出したんですがw

はいww
だからご挨拶はサムには勿論だけど、ブラドやリスティル様にも必要になりますよ!w
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2012/08/15 13:39
ふぉおおおおおっお・・・
生き残りをかけているからかやり方が物凄いですね・・・
成人の儀がバトルロワイヤルどころの話じゃ無くて( ゜д ゜)Oh...←こんな顔してました。

グレイヴさんとブラドさんが仲悪いのはそのせいなんですねぇ。
家督って恐ろしい(
フラン頑張れ!
そしてアリヒェンが子孫・・・だとっ?!
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2012/08/15 11:58
>流風

いやっふうありがとおおお!!
洗脳wwwwwwしょうがないわよこれでお話何個か書けそうだものwww(


ブラドさんはたくましく生きてきましたw
自分で書いてて、これフランもこの頃に生まれてたら…うばああ( とかなってたのは内緒!

え、馬路で?wwww
そだな!早く大人にならないかしらフラン!(
アバター
2012/08/15 11:46
ヴィッセン家出してもかまわないよ!!むしろバンバン出しなさい!!!
ブラックヒストリー+ローゼンバーグ家と歴史=ローゼンバーグ家黒歴史 に脳内変換された俺ww サーセンwww

家督・・・・血なまぐさいのぉ・・・・・
4歳はない、かわいそうだ!

グレイヴがなんというか・・・・うん、とあるキャラと重なったのは気の所為とするwww
フランの子供の件はきっと大丈夫だb ラビがいるから




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