第44話~月と太陽~
- カテゴリ:自作小説
- 2012/08/13 17:58:33
~これまでのあらすじ~
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第44話 月と太陽
シルフがぶつかったのは、装置の残り3つの黒いクリスタル
最初に一つ目を砕き、次に二つ目のクリスタルを壊した
3つ目を壊そうとした時
ついにダークメアを閉じ込めていた結界が破壊され、自由になった
邪魔はさせない、とでも言うかのように
ビースト&シャイ(少年姿)、ヒビキ、ブラッドが立ちはだかる
ダークメア:そこを退け!さもなくば・・・・
最後まで言いきらないうちに、攻撃が仕掛けられた
ビーストは獣、シャイは死霊術を巧みに使って攻撃
ブラッドは二人を援護するように攻撃
ヒビキはテレポートやサイコキネシスを使い、避け切れない攻撃から彼らを守った
ビースト・シャイ:僕たちは絶対にお前を食い止めるんだ!
二人は一階であまり力を使っていなかったので
ここで全力を出している
サマー:今のうちに早くクリスタルを壊せ!
シルフ:分かってるんだ!でも、すごく硬い!
僕の力をすべて使う・・・・リーフ、アクア、ホノオ!もしもの時は頼んだよ!
「聖なる風の力よ!我にそのすべての力を!」
結界の外にあったエネルギーが更に強くなった
そして、思いっきりクリスタルに向かって突っ込んだ!
爆音がしたと思うと、クリスタルが砕け、装置が燃え上がっていた
ホノオ:「炎よ、司る神の命を聞け・・・・消え去れ!」
炎が一瞬にして消えた、そこに3人は駆け寄る
二人は・・・・・かなり傷付いているが(特にシルフ)無事だった
だが、気を失っている
リーフ:「聖なる癒しの力よ、我に従い、傷を癒せ」
二人の傷が瞬時に癒える
さくらが目を覚ました
精神的にダメージを負っているのにかかわらずいきなり飛びついてきた
さくら:みんな!助けに来てくれてありがとう・・・・・!
ホノオ:俺達より頑張ったのはシルフだよ
めっちゃ体張ったんだぜ
さくらはシルフをじっと見つめた
その時、いきなり後ろで叫び声がした
振り向くと、シャイがダークメアに捕まっている!
ダークメア:こいつがどうなってもいいのなら攻撃すればいい
嫌なのなら大人しく言う事を聞いてもらおう!
ビースト:シャイを傷つけたら僕が許さない!
ダークメア:大人しく言う事を聞いたら開放してやろう
さくら:何が目的なの?!
犠牲を払ってまでしなければならない事?
ダークメア:私はこの宇宙全体に支配を広げようとしている
そのためには多少の犠牲は必要なのだ!
シルフ:そんなの何の意味があるんだよ!
いつの間にか起きていたシルフが叫んだ
?・?:彼の言うとおりです!
どこからか声が聞こえた、自分たちの頭に響いてきたのと同じ声・・・・
辺りを見回していると、突然部屋の中央に光が現れた
そこに立っていたのは二人の女性
一人は銀色の髪に神秘的な紫色の瞳を持っていた
もう一人は金色の髪でオレンジ色の瞳を持っていた
それぞれは太陽と月のペンダントをかけている
?:私はムーン、月を司る神です
?:我はサン、太陽を司る神である
ムーン:お久しぶりですね、選ばれし者の方々
さくら:えっと・・・・、どちら様でしょうか・・・・?
サン:分かんないのも無理ないさ
あたしたちは別の姿をしてたんだからさ
シルフ:誰だろ・・・・・?
ダークメアも少し後ずさりしていた
急に、サマーたちが跪いた
サマー:お久しぶりです、ルナライト様
リーフ:ムーンって言う名前で繋がりは分かるけれど
サンは別じゃ・・・・?
サン:あたしはムーンの中で眠ってたけど全部見てたよ
あいつの悪事もすべてね・・・・
ダークメアを睨む目は怒りを宿していた
そして、一歩近づいた
ダークメア:来たらこの子供の命はないぞ!
その時、突風がこの部屋に吹きこんできた
風の女神が窓から入ってきた
そして、疾風の速さでダークメアに近づき、シャイを助け出した
ビーストとシャイはお互いを抱きしめあった
スカイ:シルフ、あなたを覚醒させるためにここへ来ました
ですが・・・・長い儀式をやっている暇はありません
短縮しますよ!(短縮できるんかい!)
ダークメアが邪魔をしようとするが
さくらがとっさに剣を抜き、弾き返した
スカイ:あなたは天空の樹を守護し、平和を保つことを誓いますか?
シルフ:誓います
スカイ:神の力を・・・・受け取りなさい!
シルフを白い光が包み込んだ
ムーンとサンが何かを呟いた
次の瞬間にはさくらに眠っていた神の力が完全に目覚め、変化があった
シルフ達も完全に目覚めていなかったのか、変化があった
さくらは金色の髪にオパールの様な瞳
シルフは銀色の髪にムーンストーンの様な瞳
リーフは長い緑色の髪にエメラルドの様な瞳
アクアは長い青色の髪にサファイアの様な瞳
ホノオは赤い色の髪にルビーの様な瞳となっていた
ムーン:さくらさん、あなたには月と太陽・・・・それに心を守護して頂きます
よろしいでしょうか?
さくら:構いません
ですが、人間界ではどうすればいいでしょうか?
サン:行けるときにだけ行くんだ
あたしたちがあんたの代わりに行ってあげる!
話している途中、何かが飛んできた
弓矢だが、先に何かついている
よく見るとダークメアがいない!
ホノオ:あの野郎!逃げやがった!
メモにはこう書いてあった
「私と直接対決しろ、勝負は一週間後にここで行う、逃げたら負けとする」
その場にいた全員が覚悟を決めていた
その後、私たちは神の力を使い、城へと戻った
そこでは女王様、フラワー達が待っていて
入った途端にさくらに抱きついてきた
幸せな時が流れた
この後、あの報告が来るまでは・・・・
~続く~
今回はやっとさくらを救出!
というか、シルフも意外と頭いい!(失礼w)
今回は神の姿になった5人!リアで見たら神々しいんだろうな><
次回もお楽しみに~♪
最近、アリスが来てないみたいだけど、どうしたのかな・・・?
今、お話会?してます。(ブログに書いてないけど)
できたら来てね!