Nicotto Town


しーちゃん


第42話~ブラックホール~

~これまでのあらすじ~
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=346994&aid=42447871

第42話 ブラックホール

シルフ達は透明なカプセルに入り、レインボーロードの上を走っていた
何もしなくても自然に進んでいく・・・・・ものすごい速さで(ジェット機ぐらいか以上)
数分の間に目的の場所へ着いてしまった
降り立った途端、カプセルは消えた

シルフ:ここが・・・・ブラックホール・・・・

リーフ:なんか気味が悪いなぁ

アクア:ここは本物のブラックホールではないな
    おそらく、奴が自分の拠点としてブラックホールに見立てて作ったのだろう

ホノオ:隠れる場所としては絶好な場所!ってわけだな

話していたその時!
いきなり何かが飛んできた
それは怨念がこもった玉だった

ヒビキ:とりあえずここから離れる!
    ん・・・・?テレポートができない!

アクア:妙な電磁波が少し感じ取れる
    ここでは力が使えない
    ビーストもドラゴンになる事は不可能だ

全員は避けながら進んだが、霧が深くて何処から来るのか分かりません
シルフは何故か呪文を唱えた

シルフ:僕は守りの結界で守られてるって事は
    きっと電磁波も跳ね返しているはず!
    「風よ!この霧を晴らし、敵を仕留めよ」

深い霧が晴れた
そして、かまいたちが何かを襲った
この世のものとは思えない悲鳴が聞こえた・・・・

スノー:あれはまさか・・・・・地獄の番人の声!

ホノオ:何だそれ?なんかヤバい気がするぞ・・・・・

スノー:地獄の番人はすごく危険だ
    破滅の歌を歌い、呪いの鎌を使い地獄へ誘う
    歌を聞いたものは気が付けば獄に繋がれ
    呪いの鎌を受けたものは一生成仏できずに宇宙や異世界を彷徨う事になる

シルフ:そんな恐ろしいものが・・・・
    でも、行くしかないんだ!
    さくらの命は僕たちにかかってるんだから!

ブラッド:お取り込み中申し訳ないが、囲まれてるぞ?

スプリング:いくらなんでもそんなすぐわかる嘘を・・・・・

話している彼女の頭上を鎌が襲おうとしている!
ブラッドは彼女を自分の方へ抱き寄せた
間一髪!ほとんど数秒の差で助かった

ブラッド:もっと周囲を警戒しろ
     お前は元戦士だろ?

スプリング:良いから放してよっ!(暴れる)
      そんな男らしいところ見せられたら
      好きになっちゃう!

ブラッド:俺は一目見てから好きだった!
     でも、こんな姿してるのに好きって言えるわけないだろ!

スプリング:私はその姿が好き!一番ブラッドらしいんだもん
 
二人は顔を真っ赤にしながら言い争っていた

ビースト:あの二人って結構相手の事見てたんだ~
     両想いって良いね~♪

だが、二人が告白?を始めてから
敵の動きが止まり、二人に注目している

スノー:そういえば、聞いたことがあるんだが
    番人は幸せな気持ちを持った者がいると消滅するらしい

二人はそうとは知らずに続けていた

スプリング:あたしはあなたの事が好きなの!
      だから・・・・ずっと一緒にいて私も守って!

ブラッド:分かった、守ってやるし
     幸せにもしてやるよっ!

次の瞬間、番人たちが煙のように消えた
幸せな気持ちに二人がなったと言う事だ

シルフ:さてと!敵もやっつけたし、乗り込もう!

ホノオ:でも、何処にいるんだ?
    目印になるようなものがあれば・・・・

アクア:それだ!
    シルフ!前のペンダントは持っているか?

あまりにもすごい勢いに驚いてしまい、頷くことしかできなかった

アクア:二人がペンダントを所持していれば居場所を突き止めることができる!

シルフ:さくらは多分持っていると思うから
    とりあえず、石の様子を見て見れば・・・・

石を見ると、ほんの少しだけ光ってる

シルフ:空から探してみる
    皆は後からついてきて

風に乗って上空を探す
石の光が強くなっていく
そして、ついにダークメアの城へ辿り着いた

ホノオ:ついに敵の城に来たな

その時、今度は全員の頭の中に声が響いた

?:『急いで・・・・!光の勇者の命が削られていく・・・・
  手遅れにならぬうちに・・・・!
  私が道を開いて差し上げます・・・・』

急に、妙な電磁波が消えた
ヒビキのテレポートで全員中に入った
そこは城と言うよりはコロシアムの様な作りで何か嫌な予感がする・・・・・
全員が入ったと思うと、後ろの入口が消えた!

ホノオ:まんまと罠にはめられたってことか・・・・!

急にフィールドが変わり、イバラが生い茂る
階段が見えた、それと同時に敵が現れる
ドラゴンが10体
その時、ビースト、スプリング、ブラッドがいきなり攻撃を仕掛けて行った

ビースト:ここは僕たちに任せて!皆は早くさくらを!

シルフ達は階段まで走った、そこにドラゴン達が立ちふさがる
ビーストが炎を吹いた、その隣にいるのは黒いドラゴン・・・・シャイがいた
死霊術を使い、死んだドラゴンの中に入った様である
彼らを残し、シルフ達は階段を上った
果たして、間に合うのか?!

~続く~

今回はまた新たにカップル登場ですな~
末永くお幸せに♡ やっぱり冒険の途中には幸せが欲しいですよね♪
あの謎の声が言った言葉の意味は実は恐ろしいものだったりして・・・・?!
次回もお楽しみに≧^◇^≦   

アバター
2012/08/12 16:42
コメありがとう!
またはなそうね^^
アバター
2012/08/09 19:01
スランプ?そう急ぐことも無いんじゃない?
アバター
2012/08/08 17:36
頑張れっ!
アリスもなんとなく頑張ってる様子みたいだから。




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