Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


虫たちの夏


また灯に誘われて死ぬ虫たちの夏がやってきた。
カナブン、蝉、カミキリムシ、稀にカブトムシ。
朝になって、うちのマンションの、
渡り廊下のあちこちに転がっている。
彼らの死によって、その存在を知る夏がやってきたのだ。
けれども、日中だった。
うちの扉の前で、仰向けに脚をばたつかせているカナブンがいた。
ひっくり返したら、生きのびてくれるだろうか? 
もっていた封筒で、もどしてやった。
いや動かなくなった。
もしかすると、死んだふり?
それとも、もう危篤状態だったのかしら。
出かける途中だったので、後ろ髪をひかれつつ、
その場をさった。
帰ってきて、おそるおそるあたりを見わたしたが、
カナブンの姿がどこにもない。
(管理人さんは休みの日だったので、
 掃除されてしまったわけではなかったし、ほかの虫なら
 いたし)
彼は生き延びてくれたのだ。
そこに存在しないことで生としての
存在を教えてくれたのだった。


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2012/08/01 10:23
ケンケンさん、ありがとうです。

いじめや争い、ほんとに減るといいですね。

そういう気持ち、といえば、
きのう、公園で、蝉をつかまえて、
虫籠にいれている親子がいました。
ううむ。蝉は成虫になってしまうと
長く生きられないし、
種族保存のために、鳴いているのだから、
逃がしてあげればいいのになあと
思ったりしました。

あと、
うちはマンションの4階なので、
蚊やハエとかは全くといっていいほど、
のぼってこないのですが(ありがたいことです)、
蜘蛛だけはやってきます。
蜘蛛さんが部屋にやってくると、
ていねいにお引き取りをねがっています。
外で、蜘蛛の巣はってくださいね、と。
(『蜘蛛の糸』?)

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2012/07/31 21:09
いい話ですね。
ほのぼのしますね。
そういう気持ち、大事にしたいですね。
そうすれば、いじめや争い事も、少しは、減らないかな?
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2012/07/31 18:08
男だろマサ吉さん、ありがとうです~。

そうなんです、明かりに集まってきちゃうんです。
あれ、以前、きになって調べたんですが、ふだん、太陽のひかりの位置などで、
方向調整しているのですが、太陽と明かりを間違えて、それをもとに計算しようとしても、
太陽よりも距離が極端に近いので(そらそうだ…)、パニックになってしまい、
すいこまれるようにぶつかってしまうんだとか。

カナブン、でも、しばらくみてたんですが、ひっくりかえって、
懸命に脚をばたつかせてて、
どうも自力じゃ起き上がれそうになく、
ああ、このままにしておいたら、下コンクリートだし、しんじゃうのかな~と
心配になって。
でも、起こしたら、あれぜったい死んだふりをしたんだと思うんだけれど、
うごかなくなってしまって。
あるいは、かえって、びっくりしちゃって、仮死状態?
たぬきみたいに?
ともあれ、しばらくしたら、いなくなってくれていて、
元気にとんでってくれたようで、よかったです~。


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2012/07/31 17:53
nightさん、ありがとうです。
いいですねえ。ヒラタクワガタ!
うちはマンションなので…。
けど、ちかくの崖の林に、クワガタやカブトムシがいるんです♪
その子たちが、おそらく、ごくまれにうちのほうにやってくる…。
早朝バイト先は、崖と家の間にあるのですが(どちらも近いということ^^)、
そこに、このあいだメスのカブトムシが。
子供のいるお母さんが、うれしそうに(あれ、自分がほしいのだろうなあ)
子供のためと称して、持って帰っていました。

オニヤンマくんもやってくるとは、うらやましい。
ちかくの公園で、ギンヤンマはみました~。
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2012/07/31 12:37
夜の光に集まって来るんだね~w

カナブンただひっくり返って居るだけだったのかもねw
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2012/07/31 10:21
我が家には今、ヒラタクワガタがいます!

日中はもぐってるけど、夜になると出てきてゴソゴソ^^
さてさて、来年には何匹でてくるのかな^^v

8月に入ると毎年、オニヤンマが卵を産みにきます。
もうすぐ、おしりをチョンチョンとする姿が見れるんだよ^^v



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