最後の食事
- カテゴリ:ドラゴンクエスト
- 2012/07/28 01:48:16
「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」
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ぷにぷにの食べ物で思い出した事があります。
ひまわりが入院していた頃。
従姉妹がお見舞いに来てくれました。
「ひまわりちゃんが好きそうだから、こんなの買ってきた!」
従姉妹が買ってきたのは、ひまわりの好きそうな紅茶の味のフルーツゼリー。
紅茶ベースのゼリーの中に、マンダリンやピーチが入っていました。
もう食事が殆ど出来なくなっていたひまわり。
これなら食べてもらえそうだと、従姉妹が気を使ってくれました。
「おいしそう、後で食べるからね。」
嬉しそうにひまわりは笑っていました。
その夜、私の携帯にメール。
「ゼリー美味しい!」
と、一言。
事実上、このメールがひまわりの最後のメールになりました。
そして、従姉妹が持って来てくれたゼリーが、ひまわりの最後の食事になったのです。
あの夏は、梅雨が長引き、いつまでも曇り空が多かった。
ひまわりが旅立った日、空は快晴でその日から夏がやって来たようです。
ひまわり
美味しいゼリー、よかったな。
俺がそっちに行くときは、買ってゆくよ。
そしたら一緒に食べような。
そうでしたか、お父様が餃子を・・・
きっとナナさんの心がこもった餃子を召し上がって、幸せだったと思いますよ。
食べる事は生物の最大の喜びだと思います。
病気のせいで、その喜びを制限されてしまうのは、とても辛い事です。
制限されながらも、その喜びを味わえてのですから、周りも、そしてご本人も
さぞかし嬉しい事なんですよね。。。
私は初めて身近な者の死を、この時体験しました。
その後、友が死に、父が死に
それでもやはり、妻の死という出来事が一番悲しく辛い出来事でした。
お父様と餃子を召し上がるのは、まだまだずっとずっと先でしょうけど
きっとお父様は喜んでくださると思いますよ。。。
ふと思い出しました。
数年前に他界した私の父の最後の食事は、なんと餃子でした。
父はすい臓癌だったので、最後の数ヶ月はほとんど何も食べられませんでしたが、
最後にお家に帰ってこられた時に、父が餃子が食べたいと言ったので、私が焼いたんです。
もう何も食べられないと分かっていながらも、
餃子をテーブルに置くと、美味しそうに一口食べてくれました。
今思えば、その一口が父の最後の食事でした。
あの時は、泣きたいくらい嬉しかったな…。
私もいつか空の上に行く時は、餃子を焼いて持って行かなくちゃ。
人の持つ最後の欲望って言われていますからね、食欲は。
妻が食事が出来なくなり、それでも「今日は少し食べられた」と聞くと
何だか涙が出るほど嬉しかったです。
「たかがご飯食べただけじゃん」と笑う妻。
でも嬉しかったです。
この嬉しいメールが、彼女の最後のメールになるとはねぇ・・・
でも、姉さんがおっしゃるように、いい思い出のひとつなのかも。
身内の気遣いのありがたさですね。
体が弱ると、基本的な営みが少しずつ奪われていきます。
本人も、見ている方も、これがつらい・・・・
少しでも、そのつらさを和らげる良い思い出があって幸いですね。
きっとですね、久しぶりに食べるという喜びを感じたんだと思います。
きっと今まで食べたどんなものよりも、美味しかったんだと思います。。。
本当はですね、今すぐにでもって思った事もあります。
でも、そんな事をしたらきっと怒るだろうなって。
一緒にゼリーなんか、絶対に食べてくれないだろうなぁって。
だから今は、彼女が残してくれた宝物を大事に大事に育んでいます。
自然に旅立つその時まで、笑顔でいたいですね~。
辛いよね。。。
例えそれが「順番」だとしても、やっぱり辛い。
順番を無視した別れなら、いっそうです。
辛いのに、コメントいただいちゃって、感謝です。。。
招きさんが旅に出るときは両手いっぱいのひまわりと
フルーツいっぱいのゼリーだね^^
まだまだ先だけど
笑顔で自分のところへ来てくるって信じてると思います
笑顔で旅に出る日まで過ごそう(*´・ω-)b ネッー
すみません゚(゚´Д`゚)゚
僕も身内を亡くしてるもんで。。
泣かないで~。
でも、こういうお話はヤバイですよねぇ。
どうもありがとう^^
泣かないでね。。。
言葉が出ません。